正解は4です。
半規管は内耳のにある、回転角加速度の受容器です。頭や体が回転したときに発生する内リンパ液の対流が有毛細胞に検知されます。これにより、頭部の回転やからだの平衡バランスなどの情報が電気信号にかえられ、前庭神経、脳へ伝達されます。
1.耳管:中耳と上咽頭をつなぐ管で、耳の中と外の気圧の調整を行います。
2.前庭:三半規管の根元の部分に位置し、卵形嚢(水平の傾きを感じる)と球形嚢(垂直の傾きを感じる)があります。それぞれに有毛細胞と耳石があり、身体の傾きを感知します。
3.耳小骨:中耳にある鼓室の中におさまっているツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という3種類の小さな骨。鼓膜の振動を内耳へ伝えます。