正解1.午前中に日光を浴びる機会をつくる。
高齢者の睡眠
高齢者は、加齢変化により体内時計が変化して早寝早起きになります。また、睡眠が浅くなりちょっとした音でも目覚めやすくなります。
そのため不眠症をはじめとする睡眠障害につながりやすくなります。
睡眠を保つための生活習慣
・眠る環境を整える
・午前中に日光を浴びる
・入眠時間や起床時間を規則正しくする
・食事時間を規則正しくする
・長時間の昼寝をしない
・体を動かす
・夕食以降に水分を摂りすぎない
・アルコール、カフェイン、ニコチンの摂取を避ける
日光を浴びることで、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が抑制されて覚醒が促されます。
睡眠ホルモン(メラトニン)は、日光を浴びて14~15時間後に分泌増進が起こるといわれており、朝に日光を浴びると夜には眠くなります。
毎朝、日光を浴びて体内時計をリセットすることが重要です。
2.昼食後は、消化のために消化管に血流を集中させる必要があります。入浴によって皮膚の血管が拡張して内臓の血流が低下し、胃腸の運動が悪くなるため、消化不良を起こしやすくなります。
適切ではありません。
3.適切な時間の昼寝を習慣にすると、夜間睡眠にも良い影響を与えます。30分以下の睡眠が適切で、午後の活動性が高まります。1時間以上の昼寝は、夜間睡眠に影響します。適切ではありません。
4.就寝前に水分を多く摂ると、排尿回数が多くなり夜間に頻回にトイレに行くようになります。
そのために、夜間覚醒する時間が多くなり、不眠につながりやすくなります。適切ではありません。