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看護師の過去問 第106回 午前 問74

問題

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起立性低血圧について正しいのはどれか。
   1 .
脱水との関連はない。
   2 .
高齢者には起こりにくい。
   3 .
塩分の過剰摂取によって起こる。
   4 .
脳血流の一時的な増加によって生じる。
   5 .
自律神経障害を起こす疾患で生じやすい。
( 看護師国家試験 第106回 午前 問74 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 . 「脱水との関連はない。」は×
体内の水分量減少により、循環血液量も減少します。つまり全体の血液量減少により血圧低下することが考えられます。


2 . 「高齢者には起こりにくい。」は×
高齢者であるほど、収縮期血圧が高く、拡張期血圧が低いということや、1のように脱水になりやすいことや、血管の弾力性がなくなり血液を循環させる力が無くなったりすることから起立性低血圧になりやすかったりします。


3 . 「塩分の過剰摂取によって起こる。」は×
塩分摂取により高血圧になるが、今回は低血圧についての内容の為、関係ありません。


4 . 「脳血流の一時的な増加によって生じる。」は×
脳血流の一時的な減少が原因です。


5 . 「自律神経障害を起こす疾患で生じやすい。」は〇
上記でも述べたように、これは自律神経によりコントロールされています。これに障害があれば、起立性低血圧になることは十分に考えられます。

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0
1は体内の水分量が低下すると起きるため、脱水と関係があるため×です。

2は加齢変化によって、高齢者は体内の水分量が低下するため×です。高齢者は起きやすいです。

3塩分の過剰摂取は高血圧を起こすため×です。

4は脳の血流が低下することで起こるので×です。

5の自律神経が関係する疾患で起きるため〇です。
自律神経は循環器系にも作用し、起立性低血圧の原因として自律神経障害が基礎にある場合があります。

0
正解は 5 です


1:×
脱水により循環血液量が減少することでも引き起こされるため、脱水との関連は切り離せません。

2:×
血管内圧の受容器の機能低下や心肺機能の低下により、若年者よりも高齢者の方が起こしやすい傾向にあります。

3:×
塩分の過剰摂取は高血圧を引き起こすことで有名ですが、設問の病態は”低血圧”のため、塩分の過剰摂取は起立性低血圧の発生には関係ありません。

4:×
文字通り「低血圧」のため、下肢に急激に血流が流れていくことにより、脳血流が一次的に”減少”することで生じます。

5:○
自律神経は呼吸器・消化器とともに循環系もつかさどっており、自律神経が乱れると、起立動作時の血圧調整がうまく行かずに起立性低血圧を引き起こしやすくなります。

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