看護師の過去問
第106回
午後 問135

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問題

看護師国家試験 第106回 午後 問135 (訂正依頼・報告はこちら)

飛沫感染するのはどれか。
  • 疥癬( scabies )
  • コレラ( cholera )
  • A型肝炎( hepatitis A )
  • インフルエンザ( influenza )

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この過去問の解説 (3件)

01

1.× 疥癬は皮膚の接触や寝具、衣類を介して感染します。

2.× コレラは汚染された水や食べ物内のコレラ菌の経口感染によって発症します。

3.× A型肝炎は汚染された食物の経口感染や糞便などにより感染します。

4.〇 インフルエンザは飛沫感染または接触感染によって発症します。

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02

正解は4です。

1. 疥癬は、皮膚の直接接触や、寝具衣類などを介して感染します。
2. コレラは、汚染された水や食品によるコレラ菌の経口感染により発症しま
  す。東南アジアの旅行者に多く、激しい下痢と脱水が主症状となります。
3. A型肝炎は、汚染された水や糞便、食物などによる経口感染です。
  伝染性が強く、集団発生することがあります。
4. ◯ インフルエンザは、インフルエンザウイルスA,B,C型の飛沫感染
  もしくは接触感染によって起こります。

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03

疥癬:皮膚の接触により感染します。
コレラ:経口感染。汚染された水や食べ物を摂取することで感染します。
A型肝炎:経口感染と糞口感染です。
インフルエンザ:飛沫感染と接触感染します。

よって、ここではインフルエンザを選択しますが、
他に飛沫感染するものとして、百日咳・マイコプラズマ・流行性耳下腺炎・風疹などがあります。

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