看護師の過去問
第106回
午後 問136

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問題

看護師国家試験 第106回 午後 問136 (訂正依頼・報告はこちら)

水痘( varicella )の症状はどれか。
  • 耳下腺の腫脹
  • 両頰部のびまん性紅斑
  • 水疱へと進行する紅斑
  • 解熱前後の斑状丘疹性発疹

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1. 耳下腺の腫脹がみられるのは、流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ
  とも呼ばれる)です。発熱、食欲不振、頭痛などの前駆症状に続き、
  両側もしくは片側に痛みを伴う耳下腺・顎下腺の腫脹がみられます。
2. 両頬部のびまん性紅斑がみられるのは、伝染性紅斑(りんご病)です。
3. ◯ 水痘にみられる症状です。発熱、発疹をもって発症し、皮膚や粘膜に
  紅斑、水疱、痂皮と経過していきます。
4. 解熱に前後して斑状丘疹性発疹がみられるのは、突発性発疹です。
  関連して、発疹と発熱が同時にみられるのが風疹、二峰目の高熱と発疹が
  同時にみられるのが麻疹です。

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02

水痘の症状は水疱へと進行する紅斑であり、初期症状は発疹による全身掻痒感、次いで紅斑となります。以降は痂皮化していきます。

1の耳下腺の腫脹は流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)
2の両頬部のびまん性紅斑は伝染性紅斑(りんご病)、
3の解熱前後の斑状丘疹性発疹は突発性発疹の症状です。

参考になった数0

03

水痘の罹患年齢は9歳以下が多く、小児に多い疾患です。小児に発症した場合、初期症状は発疹で全身性で掻痒感を伴います。紅斑、丘疹を経て水疱となり、痂皮化します。

1 .
耳下腺の腫脹:流行性耳下腺炎(おやふくかぜ)
2 .
両頰部のびまん性紅斑:伝染性紅斑(りんご病)
4 .
解熱前後の斑状丘疹性発疹:突発性発疹など

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