看護師の過去問
第106回
午後 問143

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第106回 午後 問143 (訂正依頼・報告はこちら)

氷枕の作り方で適切なのはどれか。
  • 氷を隙間なく入れる。
  • 濡れたタオルで覆う。
  • 内部の空気は残しておく。
  • 水漏れがないことを確認する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.× 氷枕の1/2~2/3まで氷を入れます。
2.× 濡れたタオルでは覆わず、水分をふき取りタオルを巻きます。結露が生じやすいため、タオルが湿りやすくなるので適宜交換が必要です。
3.× 氷枕内の空気を残しておくと熱伝導率が下がるうえに、不安定な状態になります。
4.〇 氷枕から水漏れがあると貼付している患者の不快感に繋がるため、水漏れがないか注意が必要です。

参考になった数1

02

正解は4です。
1. 氷枕の1/2-2/3まで氷をいれたあと、氷の隙間を埋める程度の水をいれま
  す。
2. 氷枕の水分は拭き取ってからタオルで覆います。室温との温度差によって
  結露が生じやすくなるため、タオルが湿潤したらその都度タオルを交換す
  るのが好ましいです。
3. 氷枕の中に空気が残っていると、熱伝導率が下がると同時に貼用時不安定
  になるため、空気は入れないようにします。
4. ◯氷枕から水漏れがあると、患者の不快感にもつながるため、水漏れがな
  いか必ず確認します。

参考になった数1

03

1 .
氷を隙間なく入れる。
→氷枕の1/2~2/3まで氷をいれ、氷の隙間をうめるように水をいれます。
2 .
濡れたタオルで覆う。
→水分はふき取ってタオルを巻きます。結露することでタオルが湿りやすくなるので、適宜交換します。
3 .
内部の空気は残しておく。
→氷枕の中の空気を残しておくと、熱伝導率が下がってしまいますし、安定性がなくなります。

参考になった数0