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看護師の過去問 第106回 午後 問160

問題

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Aさん(59歳、女性)は、半年前に下咽頭癌( hypopharyngeal cancer )で放射線治療を受けた。口腔内が乾燥し、水を飲まないと話すことも不自由なことがある。
Aさんに起こりやすいのはどれか。
   1 .
う歯
   2 .
顎骨壊死
   3 .
嗅覚障害
   4 .
甲状腺機能亢進症( hyperthyroidism )
( 看護師国家試験 第106回 午後 問160 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は1です

下咽頭がんの放射線治療の副作用は、治療中や治療後にすぐ現れる早期合併症と、治療終了後半年から数年たってあらわれる副作用のふたつに分けられます。今回の問題は半年後に出現した症状のため晩期合併症であると考えられます。

晩期合併症には、中耳炎、開口障害、唾液が出にくいことによる虫歯の増加、歯の欠損、下顎骨頭壊死などがあげられます。このことから、正解は1か2に絞られます。

また、Aさんは「口腔内が乾燥し、水を飲まないと話すことも不自由なことがある。」と話していることから、唾液が出にくいことによる虫歯の増加の合併症が当てはまるといえるため、正解は1のう歯になります。

そのため、治療が終了しても口腔内を清潔に保つために気を付けるよう看護師は声掛けをする必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解は1です。

下咽頭癌に対する放射線治療の副作用として、時期別に大きく2つに分けられます。
①治療開始後すぐ現れる副作用:声が枯れる、皮膚炎、粘膜炎、唾液が出にくくなることでの口腔内乾燥、味覚障害等
②治療終了後半年〜数年経過した後に現れる副作用:中耳炎、開口障害、虫歯、歯の欠損や下顎骨壊死等

このことから選択肢1または2に絞られますが、問題文中に「口腔内が乾燥し、水を飲まないと話すことも不自由なことがある。」とあります。

このことから、自浄作用のある唾液が出にくくなることによって細菌が繁殖して起こりやすくなる 
1.う歯 を選択します。

0
唾液には酸で溶かされた歯を再生させたり、酸を中和させたり、汚れを洗い流すという役割があります。
したがって、唾液が少なくなり口腔内が乾燥すると、う歯になるリスクがあがり、歯周病にも罹患しやすくなります。

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