看護師の過去問
第106回
午後 問163
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問題
看護師国家試験 第106回 午後 問163 (訂正依頼・報告はこちら)
他動運動による関節可動域〈ROM〉訓練を行うときの注意点で適切なのはどれか。
- 有酸素運動を取り入れる。
- 等尺性運動を取り入れる。
- 近位の関節を支持して行う。
- 痛みがある場合は速く動かす。
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この過去問の解説 (3件)
01
ROM訓練とは、関節の拘縮の防止や改善を目的に行う運動のことです。
1 . 有酸素運動は自動運動を行う場合は有効ですが、他動運動で有効になるという文献はありません。
2 . 等尺性運動とは関節を動かさないで筋力を強化する方法です。そのため関節を動かすことを目的としているROM訓練では行われません。
3 . 正解。近位の関節を支持し、遠位の関節を動かすことで有用なROM訓練を行うことができます。
4 . 運動をする疼痛を与えない範囲、もしくはこの範囲をわずかに超えるところまでで行うよう決められています。
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02
関節可動域訓練は、関節の動きを改善させることと、拘縮の予防を目的として行われます。
介助に入る際は、必ず近位の関節を支持して行います。
疼痛を与えない範囲で訓練をします。各関節の正常なROMを知っておくと同時に、患者のおおよそのROMを把握しておくことも必要です。
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03
看護師が介助に入る他動運動と自動運動に分けられます。
他動運動をする際は、必ず近位の関節を固定してからゆっくりと可動域を広げていきます。
痛みがある際には無理はしません。炎症を引き起こすだけでなく、リハビリへの意欲減退につながってしまいます。
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