看護師の過去問
第106回
午後 問162

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問題

看護師国家試験 第106回 午後 問162 (訂正依頼・報告はこちら)

アレルギー性鼻炎( allergic rhinitis )について正しいのはどれか。
  • 食後に症状が増悪する。
  • Ⅳ型アレルギーである。
  • スクラッチテストで原因を検索する。
  • アレルゲンの除去は症状の抑制に有効である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1 増悪の要因としてはハウスダストや花粉、真菌などの吸入性のものと化粧品や点鼻薬などの接触性のものがあげられます。

2 IgE抗体を介するⅠ型アレルギーによる鼻粘膜の炎症であり、副交感神経機能亢進状態によりくしゃみ、水溶性鼻汁、鼻閉を来します。

3 原因の検索は鼻粘膜の誘発テスト、血中IgE抗体を測定するRAST法にて行います。

4 治療の第一選択として、アレルゲンの除去・回避を行うことがあげられます。ハウスダストにはダニの駆除、空気の清浄を、花粉には専用メガネ・マスクを着用してもらうよう指導します。

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02

正解は4です。

1. 花粉やハウスダストなど、アレルゲンによる症状増悪が一般的です。

2. アレルギー性鼻炎は、IgE抗体を介するI型アレルギーです。

3. 原因抗原を同定する検査は、皮膚テスト、血清特異的IgE抗体検査、誘発テ
  スト等を行います。

4.◯正解です。症状の緩和には、アレルゲンの除去・回避が有効です。

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03

アレルギー性鼻炎とは、抗原と抗体が鼻の粘膜で反応して、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりを起こすものです。
Ⅰ型アレルギーです。他にⅠ型アレルギーには気管支喘息やアトピー性皮膚炎があります。
診断には、皮膚反応、血液検査、鼻誘発テストが行われます。
症状緩和のためには、アレルゲン除去が最も効果的です。

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