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看護師の過去問 第106回 午後 問164

問題

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Aさん(80歳、女性)は、要介護2となったため長男家族(長男50歳、長男の妻45歳、18歳と16歳の孫)と同居することとなった。在宅介護はこの家族にとって初めての経験である。
Aさんの家族が新たな生活に適応していくための対処方法で最も適切なのはどれか。
   1 .
活用できる在宅サービスをできる限り多く利用する。
   2 .
家族が持つニーズよりもAさんのニーズを優先する。
   3 .
介護の負担が特定の家族に集中しないように家族で話し合う。
   4 .
10代の子どもを持つ家族の発達課題への取り組みを一時保留にする。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問164 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は3です。

1.
在宅サービスをできる限り多く利用することが、適切な介護とはなりません。本人、家族とよく話し合って、必要なサービスを選択する必要があります。

2.
Aさんのニーズに寄り添いすぎることで、家族の介護負担が増強する可能性も考えられます。家族が持つニーズとAさんのニーズを調整するために、両者の話し合いが重要です。

3.
介護を、長男の妻だけに押し付けることがないように、家族の協力が大切です。

4.
10代の子どもを含めて、家族の発達課題に取り組めるような介護を行います。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解は3です。

1. 活用できる在宅サービスの選択肢が多くあることは重要ですが、この家族
  にとって初めての在宅介護です。必要な在宅サービスは何かを患者、家族
  と話し合いながら適切な情報提供をしていくことが求められます。

2. 在宅介護では、家族全体のケアが必要です。患者のニーズはもちろん、介
  護する家族のニーズも丁寧に拾っていくことが求められます。

3.◯正解です。

4. この家族にとって初めての介護であり、どうしても介護優先になってしま
  う状況ではありますが、10代の子供を持つ家庭の発達課題への取り組み
  も同時に行っていくことが大切です。

0
はじめての在宅介護なので、家族全体をケアしていく必要があります。
まずは、介護負担が誰かに集中してしまうことを避け、使える介護サービスを紹介します。サービスの情報ばかり提供することが、必ずしも負担軽減につながるわけではありません。
ニーズに関しても、誰優先ということはなく、皆で折り合いがつく形が望ましいです。
発達課題に関しても、保留にするのではなく、介護と同時進行していける方向性を模索します。
介護は一時的ではないため、長期的視点で家族全体をフォローする働きかけが必要となります。

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