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看護師の過去問 第106回 午後 問190

問題

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放射線療法に関わる看護師の健康管理に必要なのはどれか。
   1 .
線量計を装着する。
   2 .
ヨウ素剤を服用する。
   3 .
ゴーグルを着用する。
   4 .
N95マスクを着用する。
   5 .
鉛を含んだエプロンを着用する。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問190 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は1、3、5です。

放射線療法とは、放射線を用いて腫瘍などの治療を行うことを言います。放射線量の単位はGy(グレイ)を示します。

1 . 正解です。
線量計を装着することは、医療法で定められています。プロテクターの内側につけ、介助者の個人被ばくを測定します。

2 .
ヨウ素剤は、放射性ヨウ素に被ばく前24時間以内、またはさらされた直後に服用することで効果があるとされています。日頃からの看護師の健康管理に利用することは難しいと考えます。

3 . 正解です。
ゴーグルを着用することで、線源からの目の遮蔽ができます。

4 .
N95マスクは肺結核などの感染予防を目的に着用するものです。

5 . 正解です。
鉛を含むエプロンにより、照射野からの散乱線による被ばくを防ぎます。鉛は放射線を吸収します。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
放射線防護の大きな目的は発がんリスクの抑制です。個人被ばくは「時間」「距離」「遮蔽」の3原則に則って、防護することができます。放射線源となるのは、放射線治療装置や放射性医薬品だけではなく、放射性医薬品投与を受けた患者さん自身や、その患者さんから排泄されるものについても、放射線源となります。

1.放射線管理区域にて従事する者は線量計を携帯し、常に測定するよう医療法にて義務付けられています。

2.ヨウ素剤の服用は、放射性ヨウ素にさらされる前24時間以内、またはさらされた直後に服用すると、甲状腺がん発生の予防が期待できるとされています。

3.先に述べたように、個人被ばくの防護3原則にもあるように「遮蔽」の観点から、ゴーグルは有用性があります。

4.N95マスクとは、耐油性なし(Not resistant to oil)、0.1~0.3μmの微粒子を95%遮断するマスクという意味で、主に結核などの空気感染の起こるウイルスをも遮断できるマスクのことを言い、放射線防護には関係ありません。

5.鉛エプロンの着用は、個人被ばくの防護3原則にある、「遮蔽」の観点から有効です。

0
放個人被ばくは、「時間」「距離」「遮蔽」の3原則に則って、防護することができます。
1 . 〇
医療法の施行規則により、放射線医療業務従事者には被曝線量をモニタリングすることが義務付けられています。
2 . ✖
ヨウ素剤の服用は、放射性ヨウ素に被ばくする前24時間以内、または直後が最も効果的とされています。健康管理目的での服用は不適切です。
3 . 〇
個人被曝を遮蔽の面から防護するのに有効です。
4 . ✖
N95マスクの着用は結核やSARSなどの感染予防を目的としています。
5 . 〇
個人被曝を遮蔽の面から防護するのに有効です。

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