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看護師の過去問 第106回 午後 問202

問題

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児童憲章について正しいのはどれか。2つ選べ。
   1 .
児童がよい環境の中で育てられることを定めている。
   2 .
児童の権利に関する条約を受けて制定された。
   3 .
児童が人として尊ばれることを定めている。
   4 .
保護者の責務を定めている。
   5 .
違反すると罰則規定がある。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問202 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1.〇 記載されている通りです
2.× 児童憲章が先です
3.〇 児童憲章の前文に記載されています
4.× 保護者の責務ではなく社会の責務とされています
5.× 宣言ですので、罰則の規定はありません。

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0
児童憲章は、第二次世界大戦後の1951年5月5日に宣言されました。日本国憲法の精神に基づき、児童に対する正しい観念を確立し、全ての児童の幸福を図るために定められた憲章で、日本国独自のものです。あくまで宣言であって、法的拘束力はありません。第二次世界大戦後の混乱の中、社会全体に対し、児童に対しての責任を改めて明確にするために宣言されました。
似たようなものに、ジュネーブ宣言というのがあります。これは、第一次世界大戦後の1924年に宣言されたもので、「人類が児童に対して最善なものを与えるべき義務を負う」という子どもの適切な保護が初めて国際的な機関で宣言されたものです。ジュネーブ宣言は国際的なものということになります。
また、児童の権利に関する条約というのもあります。18歳未満を児童と定義し、児童の人権の尊重及び確保の観点から詳細かつ具体的な事項を規定したものです。1990年に制定され、日本は1994年に批准しました。
児童憲章の前文を以下に挙げます。

われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。
児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んぜられる。
児童は、よい環境の中で育てられる。

1.前文にもある通りです。
2.児童憲章の方が先に宣言されました。
3.前文にもある通りです。
4.保護者の責務ではなく、社会全体の責務です。
5.あくまで宣言で、罰則規定はありません。

0
児童憲章は子供たちの自由と開放を目指して、児童福祉に対する国民の意識を啓発するために昭和26年(1951年)5月5日に制定されました。

下記、児童憲章の前文
われらは、日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。
 児童は、人として尊ばれる。
 児童は、社会の一員として重んぜられる。
 児童は、良い環境の中で育てられる。

1. 〇
児童憲章の前文に記載されています
2.✖
児童の権利に関する条約は児童憲章より後の1989年に国連総会で採択されたものです。
3.〇
児童憲章の前文に記載されています。
4.✖
社会の責務を定めたものです。
5.✖
児童憲章は「権利宣言」です。法律ではないので罰則規定はありません。

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