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看護師の過去問 第106回 午後 問227

問題

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Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎( aspiration pneumonia )で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。

訪問看護師が行う母親への経管栄養法の指導で適切なのはどれか。
   1 .
注入する前に排便させる。
   2 .
注入中は側臥位を保つようにする。
   3 .
カテーテルは毎日場所を変えて固定する。
   4 .
家族と同じ食事を流動食にして注入する。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問227 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は3です。


1 . 注入する前に排便させる。は×
Aちゃんの現状況から無意識に排便されることが考えられます。また臥床が続くことによる便秘であることも考えられ、そこまでの詳しい状況が書かれているわけではないため、ひとまず選択肢から外す選択をします。


2 . 注入中は側臥位を保つようにする。は×
誤嚥・逆流防止のために30-90°ほどでギャッジアップして対応します。誤嚥した際の予防としてギャッジアップした状態で側臥位をすることは良い対応です。


3 . カテーテルは毎日場所を変えて固定する。は〇
固定部部が同じだと、皮膚の発赤からひどくなれば潰瘍を形成することがあるため、この対応は適切です。


4 . 家族と同じ食事を流動食にして注入する。は×
医師の指示に基づいた流動食を使用していきます。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解3.カテーテルは毎日場所を変えて固定する。


経鼻経管栄養法

何らかの原因で口から食事を摂取することが不能になったり不十分になった場合に、栄養補給を行う方法です。
鼻から食道を通って胃まで管を入れて行います。
管を皮膚に固定する必要がありますが、同じ位置に固定すると絆創膏等により皮膚がかぶれやすくなるので、固定する場所を変えていきます。


1.Aちゃんの状態から便意を感じたり、排便を促すことはできないと思われます。長期間の便秘には注意が必要ですが、注入前の排便は行いません。
注入前に、排せつの有無の確認を行っておきます。


2.注入中の体位は、ベッドの頭側を30~60°上げたファウラー位にして体がずれないように膝を軽度屈曲させます。上体を起こすことは、栄養剤の逆流を防止します。


4.家族と同じ食事は経管栄養に適していません。
経管栄養に必要な成分や量から、適した栄養剤を医師が処方します。

0
1.✖
経管栄養法では、注入前に尿意・便意の確認もしくはオムツ交換を行うが、必ずしも排便させる必要はないです。

2.✖
注入中は、逆流や誤嚥予防のために30~90度に上肢を挙上させます。

3.〇
長時間の皮膚への接触によるテープかぶれを予防するため適切です。

4.✖
経管栄養材は医師が処方したものを注入します。

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