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看護師の過去問 第106回 午後 問229

問題

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Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎( aspiration pneumonia )で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。

母親は「Aは来年の4月には小学校に入学する年齢だけど、入学に向けてどうすればよいのか分からない」と訪問看護師に相談した。訪問看護師が行う援助として適切なのはどれか。
   1 .
自宅に教員を派遣できる小学校に連絡する。
   2 .
Aちゃんが入学できる特別支援学校を紹介する。
   3 .
父親に仕事を調整してAちゃんの送迎をするよう勧める。
   4 .
教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問229 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は4です。


1 . 自宅に教員を派遣できる小学校に連絡する。は×
それは家族にしてもらうことが出来る内容です。看護師が行う必要はありません。


2 . Aちゃんが入学できる特別支援学校を紹介する。は×
Aちゃんは特別支援学校の他にも、普通の小学校にも入学できる可能性があります。そこで看護師が独断で学校を紹介するのは適していません。


3 . 父親に仕事を調整してAちゃんの送迎をするよう勧める。は×
家族負担が大きくなる内容を勧めるべきではありません。


4 . 教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。は〇
2同様、Aちゃんの進路は多岐にわたります。教育委員会に相談することが本人も家族も納得して教育が受けられます。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解4.教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。


学校教育法施行令

市町村の教育委員会は、障がいのある児童の就学先の決定に際して、専門家からの意見の聴取に加えて、保護者からの意見の聴取の義務付けを規定しています。
保護者への情報提供や相談を行い、保護者の意見を踏まえて子どもにとって適切な就学先を判断します。
訪問看護師は、適切な相談先を伝えます。


1.まずは、教育委員会への相談から始まり就学先を決定していきます。教育委員会への相談時に保護者が希望を伝えることができます。


2.Aちゃんの状況、保護者の意見を踏まえて適切な就学先を教育委員会が判断します。


3.Aちゃんの状況、保護者の意見を踏まえて適切な就学先を教育委員会が判断します。就学先が決定してから、就学先の学校も踏まえて相談する必要があります。

0

1.✖ 
まずは教育委員会とAちゃんの就学先を検討する必要があります。訪問看護師が行う援助として適切ではありません。

2.✖
Aちゃんの就学先を決定するのは訪問看護師ではないため誤りです。

3.✖
就学先が未決定の状態で父親に仕事を調整するよう勧めることは適切ではありません。

4.〇
就学先には通常学級・通級指導教室・特別支援学級・特別支援学校など複数の選択肢があります。保護者が教育委員に就学相談の申込をすることから始まるので、適切な援助といえます。

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