看護師の過去問
第107回
午前 問3

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問題

看護師国家試験 第107回 午前 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

シックハウス症候群( sick house syndrome )に関係する物質はどれか。
  • アスベスト
  • ダイオキシン類
  • 放射性セシウム
  • ホルムアルデヒド

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この過去問の解説 (3件)

01

シックハウス症候群とは、建材や内装材などの有機化学物質が空気中に発生して、頭痛、目の痛み、のどの痛みを引き起こします。ホルムアルデヒドは毒性が強く、長年吸い続けていると結膜炎や咽頭炎、重症な皮膚炎などを引き起こす可能性があります。

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02

シックハウス症候群とは、化学物質などによっておこる室内空気汚染を原因とする健康被害のことです。近年の住宅の高気密化や建材等から発生する化学物質により、眼や呼吸器への悪影響・頭痛や嘔気など様々な症状が出ます。その代表的な物質が、4のホルムアルデヒドです。
1のアスベストは石綿とも呼ばれ、昭和50年に原則禁止されましたが、細かい繊維が飛散し、それを人が吸いこむことによっておこる中皮腫や肺がんの発症に関わる物質です。
2のダイオキシン類は、ゴミなどを焼却する過程で発生する物質で、大気汚染や人体への影響が懸念されています。
3の放射性セシウムは、放射性物質の一種で被爆量にもよりますが、様々な人体への悪影響があります。

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03

正解は4です。
 シックハウス症候群とは、新築あるいは改築した家に入った人が「目がツーンとする」「頭やのどが痛い」「ゼイゼイする」という症状を訴えます。住宅の化学物質を放散する建材・内装等の使用による室内空気汚染が原因と考えられています。

1. アスベストは、アスベスト問題と言って、石綿(アスベスト)による塵肺、肺線維症、肺癌、悪性中皮腫(ちゅうひしゅ)などの人体への健康被害問題のことを指します。
2. ダイオキシンは、ごみの焼却などによる燃焼や薬品類の合成に際して発生するといわれています。
3. 放射性セシウムは、原子爆弾投下によって地球上に放出されました。

人体被害に関わる物質の問題でしたね。聞いたことある言葉が多いと思いますが、ニュースなどでもよく耳にする言葉です。世間に目を向ける一つの機会となると思いますので、ニュースもよく見てくださいね。

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