看護師の過去問
第107回
午前 問32

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問題

看護師国家試験 第107回 午前 問32 (訂正依頼・報告はこちら)

良質の医療を受ける権利を宣言しているのはどれか。
  • リスボン宣言
  • ヘルシンキ宣言
  • ジュネーブ宣言
  • ニュルンベルク綱領

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この過去問の解説 (3件)

01

リスボン宣言とは患者の権利に関することで、11の原則がありその中に良質の医療を受ける権利があります。

ヘルシンキ宣言とは人体実験に関する倫理の原則を言っています。
ジュネーブ宣言とはヒポクラテスの誓いの論理的精神を現代化、公式化したものを言います。
ニュルンベルグは研究目的での医療行為を行うにあたっての厳守すべきことを言います。

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02

良質の医療を受ける権利を宣言しているのは、1のリスボン宣言です。

1981年9月・10月のポルトガル・リスボンにおける世界医師会第34回総会で採択されました。

良質の医療を受ける権利・選択の自由・自己決定権・意識喪失患者・法的無能力者・患者の意思に反する処置・治療・情報に関する権利・秘密保持に関する権利・健康教育を受ける権利・尊厳性への権利・宗教的支援を受ける権利があります。
参照元:PDF Untitled - 厚生労働省(参照2018-10-6)
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/dl/s0304-8a3.pdf

2のヘルシンキ宣言は、人を対象とする医学研究の倫理原則、
3のジュネーブ宣言は、医師の倫理に関する宣言、
4のニュルンベルク綱領は、研究目的の医療行為を行うにあたって、厳守すべき10項目の基本原則です。

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03

正解は1です。
リスボン宣言は、患者の権利宣言とも呼ばれます。
1981年ポルトガル・リスボンにおける世界医師会第34回総会で採択されました。
この他に、「選択の自由」や「自己決定権」について記されています。
2のヘルシンキ宣言は、ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則について、
3のジュネーブ宣言は、ヒポクラテスの誓いの倫理的精神を現代化したもの、
4のニュルンベルク綱領は、研究目的の医療行為を行うにあたって、厳守すべき10項目の基本原則のことをさします。

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