看護師の過去問
第107回
午前 問63

正解は3です。


1 . 介護支援専門員 ----- 家事の援助は×
ケアマネジャーの事。サービス計画書作成を主な仕事にしています。火事に援助は介護士の役割です。


2 . 市町村保健師 ------- 居宅サービス計画書の作成は×
居宅サービス計画書の作成はケアマネジャーが行います。


3 . 訪問看護師 --------- 日常生活動作＜ ADL ＞の向上のための訓練は〇
訪問看護師は、在宅生活者のADL維持・向上、健康状態の把握と看護の提供をします。QOLも向上できるように支援します。


4 . 訪問介護員 --------- 運動機能の評価は×
訪問介護士は在宅生活者の日常生活の援助・世話をします。

正答：３

解説：１、介護支援専門員（ケアマネージャー）：要介護者または要支援者の心身の状況に応じ各種サービス事業と連携調整などをおこない自立した日常生活を営むのに必要な援助を提供する専門職です。

家事の援助といった生活援助を行うのは訪問介護員（ヘルパー）です。

２、市町村保健師：健康相談、教育、検診など地域に根ざした支援活動をします。

居宅サービス計画書（ケアプラン）の作成はケアマネージャーが行います。

３、訪問看護師：健康状態のチェックや療養指導、医療処置、身体介護、リハビリテーション看護、サービスの紹介・相談など幅広く在宅医療を支えます。

４、運動機能の評価は理学療法士が行います。

１、介護支援専門員はケアマネージャーと呼ばれる専門職です。ケアマネは対象者に必要な支援を組み立てる役割をしています。
２、市町村保健師は主に地域の公衆衛生に関わっています。
３、訪問看護はリハビリを含めた医療ケアを行う役割をしています。
４、訪問介護員は、対象者の日常生活の援助を行います。ちなみに、運動機能の評価は訪問リハビリを行う理学療法士が行っています。
よって、正答は3です。

正解は3です。
1. 介護支援専門員は、ケアマネージャーのことで、居宅サービス計画書の作成を行い、要介護者が適切な介護サービスを受けられるよう支援を行います。
2. 市町村保健師は、居宅サービス計画書の作成は行いません。
3. 訪問看護師は、地域で暮らす要介護者の居宅において、服薬管理や医療処置、リハビリなどの医療面でのケアを行い、ADLの向上や健康状態の維持を支援します。
4. 訪問介護員は、要介護者の居宅にて入浴や排泄の援助や家事、その他日常生活上のお世話を行います。運動機能の評価は、理学療法士の役割です。