看護師の過去問
第107回
午前 問77
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問題
看護師国家試験 第107回 午前 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
平成26年( 2014年 )の人口動態統計において、1~4歳の死因で最も多いのはどれか。
- 肺炎( pneumonia )
- 心疾患( heart diseases )
- 悪性新生物( malignant neoplasms )
- 不慮の事故
- 先天奇形、変形及び染色体異常
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この過去問の解説 (4件)
01
1~4歳の場合の死因は
1位が不慮の事故、2位が先天性奇形・変形染色体異常、3位が悪性新生物となっていましたが、平成21年以降は1位が先天性奇形・染色体異常となり、2位に不慮の事故と順位が入れ替わっています。時代による死因の変化をしっかりと覚えておきましょう。
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02
1~4歳の死因で1位を占めていた「不慮の事故」は年々減少傾向にあり、平成21年以降は「先天奇形・変形及び染色体異常」と入れ替わっています。
平成24年(2012年)の統計では、
1位「先天奇形、変形及び染色体異常」、2位「不慮の事故」、3位「悪性新生物」、4位「肺炎」、5位「心疾患」となっています。
尚、最新の2019年の統計では、
1位「先天奇形、変形及び染色体異常」、2位「不慮の事故」、3位「悪性新生物」、4位「心疾患」、5位「インフルエンザ」となっています。
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03
1~4歳の死因は、第1位:不慮の事故、第2位:先天奇形・変形及び染色体異常、
第3位:悪性新生物で長年経過していました。
しかし、不慮の事故による死亡数は平成元年をピークに減少傾向となり、
平成21年以降は、先天奇形・変形及び染色体異常と不慮の事故の順位が逆に
なっています。医療技術の進歩や製品の改善、子どもの生活環境の改善等が、
事故の発生を抑制したと推測されます。
よって、平成26年における1~4歳の死因で最も多いのは、5.となります。
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04
以上のことから、正解は「5」です。
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