看護師の過去問
第107回
午後 問126

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問題

看護師国家試験 第107回 午後 問126 (訂正依頼・報告はこちら)

更年期の女性で増加するのはどれか。
  • 卵胞刺激ホルモン< FSH >
  • テストステロン
  • プロラクチン
  • エストロゲン

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この過去問の解説 (3件)

01

解答、1
更年期には以下のような順序でホルモン分泌量に変化が起こります。
① エストロゲンの分泌低下
② 下垂体へのフィードバック機構が働かなくなる
③ 下垂体からのゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)が放出される
④ 下垂体から卵巣刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の分泌量が増加する
×2、精巣から分泌されるホルモンです。
×3、下垂体から分泌されるホルモンで乳汁産生を促します。

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02

正解は 1 です。

更年期とは、卵巣機能が減退し始め消失するまでの時期を言い、
エストロゲンの分泌が低下します。
これに伴うポジティブフィードバックにより、
卵胞刺激ホルモン< FSH >と黄体形成ホルモン< LH >が増加します。

×2. テストステロンとは精巣から分泌される男性ホルモンです。

×3. プロラクチンとは脳下垂体前葉から分泌されるホルモンで、
   乳汁分泌や妊娠維持に作用します。

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03

1 女性ホルモンは視床下部からゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)放出ホルモンが分泌され、脳下垂体を刺激します。それにより、脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)が分泌され、FSHとLHにより、卵巣から女性ホルモンが分泌されます。
更年期の女性は、卵巣機能低下により、エストロゲンが減少します。エストロゲンの分泌低下により、ポジティブフィードバックが起こり、FSH、LHが増加します。

2 男性ホルモンの一種です。

3 乳汁分泌作用をもつホルモンです。

4 エストロゲンは更年期では減少します。

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