看護師の過去問
第107回
午後 問144

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問題

看護師国家試験 第107回 午後 問144 (訂正依頼・報告はこちら)

ビタミンと生理作用の組合せで正しいのはどれか。
  • ビタミンA ----- 嗅覚閾値の低下
  • ビタミンD ----- Fe2+吸収の抑制
  • ビタミンE ----- 脂質の酸化防止
  • ビタミンK ----- 血栓の溶解

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

ビタミンEは脂溶性の抗酸化物質としての役割が重視されています。
欠乏すると、酸化した脂質が赤血球網膜に増えるため、
溶血性貧血の原因となります。

×1.  ビタミンAはタンパク質と結合し、
   ロドプシンという視覚物質になります。
   欠乏すると、夜盲症の原因となります。

×2. ビタミンDはカルシウムとリンの代謝をつかさどり、
   骨や歯の形成に役立っています。
   欠乏すると、くる病や骨粗鬆症の原因となります。

×4. ビタミンKは血液凝固作用を持っています。
   また、ビタミンDと共同して骨形成に役立っています。
   欠乏すると、出血傾向をきたします。

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02

ビタミンと生理作用の組合せに関する問題です。

選択肢1. ビタミンA ----- 嗅覚閾値の低下

× 視覚・上皮組織の機能維持に作用します。(欠乏すると夜盲症など視覚に障害をきたします)

選択肢2. ビタミンD ----- Fe2+吸収の抑制

× CA・P吸収増加に作用し、骨格形成に影響します。(欠乏すると、くる病など骨に障害をきたします。)

選択肢3. ビタミンE ----- 脂質の酸化防止

〇 抗酸化作用があります。(欠乏すると溶血性貧血を起こします。)

選択肢4. ビタミンK ----- 血栓の溶解

× 血液凝固因子の生合成作用があります。(欠乏すると出血傾向になります。)

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03

1 ビタミンAは皮膚、粘膜上皮細胞の機能保全作用があります。

2 ビタミンDは骨格、歯の発育促進作用があります。

3 ビタミンEは脂質の酸化防止作用があります。

4 ビタミンKはプロトロンビンの形成作用があります。

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