看護師の過去問
第107回
午後 問146
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問題
看護師国家試験 第107回 午後 問146 (訂正依頼・報告はこちら)
薬剤とその副作用( 有害事象 )の組合せで正しいのはどれか。
- 副腎皮質ステロイド --------------------- 低血糖
- ニューキノロン系抗菌薬 ----------------- 髄膜炎(meningitis)
- アミノグリコシド系抗菌薬 --------------- 視神経障害
- スタチン< HMG-CoA還元酵素阻害薬 >----- 横紋筋融解症(rhabdomyolysis)
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この過去問の解説 (3件)
01
2 ニューキノロン系抗菌薬では腱鞘炎の副作用があります。
3 アミノグリコシド系抗菌薬では、代表的な副作用として難聴があります。
4 スタチンの有名な副作用として、横紋筋融解症があります。
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02
×1.副腎皮質ステロイドの副作用に高血糖があります。
×2.ニューキノロン系抗菌薬の副作用には、消化器症状(下痢、吐き気、食欲不振など)、中枢神経障害(痙攣の可能性)、循環器症状(QT延長症候群など)、血糖異常、アキレス腱炎などがあります。
×3.アミノグリコシド系抗菌薬の副作用には、過敏症状(発疹、発熱など)があります。神経障害として難聴の症状が出ることがありますが稀です。
〇4.脂質異常症の治療薬の中で、横紋筋融解症の副作用が有名なのがスタチンです。
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03
スタチン< HMG-CoA還元酵素阻害薬 >とは、
肝臓におけるコレステロール合成を抑え、
血中のLDLコレステロールを低下させ、動脈硬化などを予防する薬です。
横紋筋融解症や肝機能障害の副作用があります。
×1. 副腎皮質ステロイド薬とは、
抗炎症作用・免疫抑制作用などにより、
アレルギー性疾患や自己免疫疾患などに効果をあらわす薬です。
高血糖・消化器障害・眼症状・骨粗しょう症などの副作用があります。
×2. ニューキノロン系抗菌薬とは、
細菌の増殖に必要な酵素を阻害し抗菌作用をあらわす薬です。
下痢や吐き気など消化器症状の副作用があります。
×3. アミノグリコシド系抗菌薬とは、
細菌のタンパク質合成を阻害し抗菌作用をあらわす薬です。
発疹などの皮膚症状・難聴・腎機能障害の副作用があります。
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