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看護師の過去問 第107回 午後 問169

問題

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ピアジェ, J.( Piaget, J. )の認知発達理論において2~7歳ころの段階はどれか。
   1 .
感覚 ‐ 運動期
   2 .
具体的操作期
   3 .
形式的操作期
   4 .
前操作期
( 看護師国家試験 第107回 午後 問169 )
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この過去問の解説 (3件)

4
1.誤りです。
感覚-運動期は0~2歳における発達段階です。五感を使って物を認知していったり、自分と自分以外の区別がつけられるようになります。

2.誤りです。
具体的操作期は7~11歳における発達段階です。少しずつ論理的に思考できるようになってきたり、相手の気持ちを考えながら発言や行動を行うことができるようになってきます。

3.誤りです。
形式的操作期は11歳以降における発達段階です。これまでの経験から仮説を立て、結果を推測することができるようになってきます。抽象的なイメージもできるようになってきます。

4.正解です。
前操作期は2~7歳頃における発達段階です。運動機能や言動機能が大きく発達する時期です。自分なりのイメージを持って物事を判断することが出来ますが、考えや行動はまだ自己中心的です。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
正解は4です。

1.感覚運動期(2歳まで):目、耳、触覚などの感覚器と手で、見る、聴く、つかむなどの動きで認知する段階です。例えば、目の前にあるものを隠しても、自分で見つけ出すことができるようになります。


2.具体的操作期(7~11歳):物体に関連した操作を実行することができ、具体的な事象に限って、理論的に思考、推論することができるようになります。

3.形式的操作期(12歳~):「もしこうだったら、こうだ」というような仮説的思考や、抽象的でより理論的観点で思考することができるようになります。また、問題解決をする中で、より体系的になり、なぜその方法で物事が起きているのかを考え、これらの推論を試すことができるようになります。

4.前操作期(3~6歳):身体的行為による感覚的情報を単に結びつけるということだけでなく、徐々に言語が発達し、目の前に見えなくても頭の中でイメージを想像し、これに基づいて絵をかいたりという象徴的な遊びができるようになります。この段階の子どもはまだ、ピアジェがいう「操作」(知的な精神的動き)を実行する能力がありません。

感覚運動期→前操作期→具体的操作期→形式的操作期の順に発達していく、適応のための活発で体系的な過程であるという理論です。

0
正解は4です。

ピアジェの発達理論は、人間の思考に関するもので、発生的認識論と呼ばれており、感覚-運動期(0~2歳)⇒前操作期(2~7歳)⇒具体的操作期(7~11歳)⇒形式的操作期(11歳~)の4つのプロセスからなっています。
2歳以降になると言葉を覚え始めますが、まだ倫理的な考えを持つことができません。自分の考えと現実の区別ができず、ままごと遊びやごっこ遊びのような象徴的思考がメインの時期です。4歳以降になると、更に言葉が発達し、感覚的に物事を考え行動することができます。しかし、倫理的思考は確立できていないため、直観的に頼る行動が見られます。
例えるとするなら、大きななコップと小さなコップにジュースを入れると、大きなコップには少ししか入っていないと思いこんでしまうという事です。

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