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看護師の過去問 第107回 午後 問228

問題

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Aさん( 23歳、女性 )。両親との3人暮らし。Aさんは大学受験に失敗して以来、自宅に引きこもりがちになった。1年前から手洗いを繰り返すようになり、最近では夜中も起き出して手を洗い、手の皮膚が荒れてもやめなくなった。心配した母親が付き添って受診したところ、Aさんは強迫性障害( obsessive-compulsive disorder )と診断された。母親は、Aさんについて「中学生までは成績優秀で、おとなしい子どもだった」と言う。Aさんには極度に疲労している様子がみられたことから、その日のうちに任意入院となった。

入院1か月後、手洗い行為は軽減してきた。Aさんはカーテンを閉め切って1人で過ごしていることが多いが、担当看護師や主治医とは治療についての話ができるようになってきた。Aさんは「薬を飲む以外にできることはありますか」と聞いてきた。
このときのAさんに最も有効と考えられるのはどれか。
   1 .
催眠療法
   2 .
作業療法
   3 .
認知行動療法
   4 .
就労移行支援
( 看護師国家試験 第107回 午後 問228 )
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この過去問の解説 (3件)

2
正解は3です。

強迫障害の主な治療は薬物療法と認知療法です。Aさんは薬物療法によって、症状が改善傾向にあると考えられます。Aさんの場合、手洗いを徐々に慣らしながら、不安やストレスの軽減を図る認知行動療法を行うことです。この治療を行う場合には、患者さんが高いモチベーションを持って治療が行えるよう、患者と医療者との信頼関係を良好に保つことが大切です

付箋メモを残すことが出来ます。
1
正解は3です。
1. 脅迫観念には当てはまらない療法ですね。
2. 作業ができないわけではありませんね。
3. 正解です。
4. 就労よりまずは治療を優先ですね。

0
正解は、3です。

強迫性障害の治療は、薬物療法と認知行動療法を組み合わせることで効果が出ます。

認知行動療法の「曝露反応妨害法」が代表的で、再発予防効果が高いです。これは患者さんが強迫観念による不安に立ち向かい、「強迫行為をしないで我慢する」という行動療法の1つです。

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