看護師の過去問
第109回
午前 問3

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問題

看護師国家試験 第109回 午前 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

介護保険の第 2 号被保険者は、(   )歳以上 65 歳未満の医療保険加入者である。
(   )に入る数字はどれか。
  • 30
  • 40
  • 50
  • 60

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:2
(解説)
介護保険制度は、介護を国民全体で支えていく仕組みです。介護保険の被保険者は、第1号被保険者と第2号被保険者に定められています。
・第1号被保険者:65歳以上の者
・第2号被保険者:40~64歳の医療保険加入者
よって、正解は「2」となります。
介護保険のサービスは、要介護者を対象とした介護給付と、要支援者を対象とした予防給付があり、利用者はそれぞれの要支援度や要介護度によって、必要なサービスを受けることが可能です。第1号被保険者は、原因を問わず、要介護・要支援状態になったときに介護保険サービスを受けることができます。一方、第2号被保険者は、以下の介護保険法で定められている16の特定疾病によって介護が必要となった際に、要介護・要支援の認定を受けることができます。
<介護保険法で定められている16の特定疾病>
①がん(末期)②関節リウマチ ③筋萎縮性側索硬化症 ④後縦靱帯骨化症
⑤骨折を伴う骨粗鬆症 ⑥初老期における認知症
⑦進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病
⑧脊髄小脳変性症 ⑨脊柱管狭窄症 ⑩早老症 ⑪多系統萎縮症
⑫糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症 ⑬脳血管疾患
⑭閉塞性動脈硬化症 ⑮慢性閉塞性肺疾患
⑯両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

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02

正答:2(40)
解説:介護保険制度とは、「介護離職ゼロを目指し、家族の負担を軽減し、介護を社会全体で支えること」を目的としており、2000年に創設されました。
介護保険の被保険者は、65 歳以上の方(第1号被保険者)と、40 歳から 64 歳までの医療保険加入者(第2号被保険者)に分けられます。
第1号被保険者は、原因を問わずに要介護認定または要支援認定を受けたときに介護サービスを受けることができます。
また、第2号被保険者は、加齢に伴う疾病(特定疾病)が原因で要介護(要支援)認定を受けたときに介護サービスを受けることができます。

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03

平成12年4月1日より施行された介護保険制度により、市町村に住所を有する40歳以上の者は、その所在地の市町村が運営する介護保険の被保険者となり、保険料を納付することになっています。
被保険者は年齢により分けられ、65歳以上は第1号被保険者、40歳以上65歳未満の組合員及び被扶養者は第2号被保険者といいます。
以上から、選択肢2の 40 が正解です。

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