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看護師の過去問 第109回 午前 問36

問題

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片麻痺のある成人の臥床患者の患側の良肢位で適切なのはどれか。
   1 .
肩関節は内転 10 度
   2 .
肘関節は屈曲 10 度
   3 .
股関節は外転 10 度
   4 .
足関節は背屈 10 度
( 看護師国家試験 第109回 午前 問36 )
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この過去問の解説 (3件)

4
正答:3

解説:良肢位とは、同一体位を続けていても、安楽に過ごせる体位のことで、ポジショニングともいいます。枕やクッションを用い、拘縮を防ぎ、関節の適切な角度を保てるよう、適時ポジショニングをおこないます。

各関節の良肢位は、
・肩関節:外転10~30度
・肘関節:屈曲90度
・前腕:回内、回外中間位
・手関節:背屈10~20度
・股関節:屈曲10~30度、内旋、外旋中間位、外転位0~10度
・膝関節:屈曲10度
・足関節:背屈/底屈0度(足裏にクッションを置き、尖足予防)

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1
良肢位とは関節の適切な角度を保つことです。片麻痺とは、脳卒中や脳腫瘍、脳内出血、脳梗塞などが原因で起こる症状です。主に、体の左右のどちらかに麻痺が起きている状態で、脳の神経障害により、右脳、左脳のどちらかに障害が出てしまった結果、片側の神経障害が体を麻痺させているということになります。
良肢位は
肩関節:外転10~30度
肘関節:屈曲90度
前腕:回内・外中間位
手関節:背屈20~30度
股関節:屈曲10~30度、内旋・外旋中間位外転10~15度
膝関節:屈曲10~20度
足関節:背屈・底屈0度

以上より、3 .股関節は外転 10 度 が正解です。

1
正解:3
(解説)
片麻痺があると、身体の動きが妨げられ、その結果圧迫に対する適切な対応ができなくなり、麻痺に伴って血液の循環障害も起こるため、麻痺側を下にした側臥位をとれば、褥瘡の発生の要因となります。また、的確な体位保持を図ることで、症状を見ながら拘縮を予防し、良肢位を保持することが大切になります。特に、膝関節、肘関節を曲げた姿勢は、腰椎、腹筋、下肢、上肢、肩などの緊張が和らげられること、膝や肘の関節を曲げることで支持基底面が広くなり、体を安定して支えられるため、患者にとって安楽な体位となります。
各関節のポジショニングは以下の通りです。
・肩関節:外転10~30度、(屈曲・回旋は顔に手が届く角度)
・肘関節:屈曲90度
・前腕:回内・回外中間位
・手関節:背屈10~20度
・股関節:屈曲10~30度、内旋・外旋中間位、外転位0~10度
・膝関節:屈曲10度
・足関節:背屈・底屈0度
よって、正解は「3」となります。

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