看護師の過去問
第109回
午前 問77
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問題
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は
ま
や
ら
あん摩マッサージ指圧師
1級 管工事施工管理技士
1級 建築施工管理技士
1級 電気工事施工管理技士
1級 土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者 乙4
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
国内旅行業務取扱管理者
第一種 衛生管理者
第一種 電気工事士
大学入学共通テスト(世界史)
第三種 電気主任技術者
第二種 衛生管理者
第二種 電気工事士
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級 管工事施工管理技士
2級 建築施工管理技士
2級 電気工事施工管理技士
2級 土木施工管理技士
ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)
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この過去問の解説 (3件)
01
核酸は、肝臓で生成され、細胞が新生する時に必須の栄養素です。不要になった核酸のプリン塩基は、最終的に水に溶ける尿酸になって腎臓から排泄されます。ピリミジン塩基は捨てられずにアミノ酸のアラニンなどに変えられて再利用されます。
2. → リン脂質は、脂質成分の一つで、体内で脂肪がエネルギーとして使われたり蓄えられたりする時に、たんぱく質と結びついて血液中を移動します。主に細胞膜の成分として使われます。
3. →中性脂肪(トリグリセリド)は、脂質成分の一つで、グリセリンに3個の脂肪酸が結合した物質です。トリグリセリドは、必要に応じてリパーゼ酵素により脂肪酸を切り離し、血中に放出します。放出された脂肪酸は疎水性のため血清中のアルブミンと結合し、必要とされる細胞内のミトコンドリアに取り込まれ、エネルギーに変換されます。
4. →グルコースは、解糖系経路のよって、ピルビン酸へ分解されてミトコンドリア内でエネルギーとして使われるか、ミトコンドリアで処理が追いつかないと乳酸に変換されます。乳酸は、筋肉内でピルビン酸に戻るか、血中へ流され他の筋や臓器でエネルギー源となります。
5. →コレステロールは、脂質成分の一つで、リン脂質と同様にあらゆる細胞の膜を形つくる成分になります。また、コレステロールの一部は脂肪酸と結合して細胞の中に貯蔵され、ステロイドホルモンやビタミンDの原料になります。
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02
尿酸ー核酸を構成する主成分がプリン体で、代謝によって尿酸となります。プリン体は、肝臓で代謝され尿酸となって腎臓から排泄されます。
2.リン脂質は、細胞膜を形成する主な成分でたんぱく質と結びついて血液中を移動します。
3.中性脂肪は、人にとってエネルギー源であり、脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の摂取に必要です。過剰摂取は、体脂肪として蓄積されます。
4.グルコースは、果物や穀類に含まれて自然界に多く存在する糖類です。脳がエネルギーとして利用できる物質です。
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03
(解説)
尿酸とは、核酸の構成成分の一つであるプリン体の最終代謝産物になります。腎糸球体で濾過された後、尿細管で再吸収されます。尿酸が過剰になると血液中の尿酸が増加し、尿酸ナトリウム結晶として身体の様々な場所で蓄積していきます。代表的なものに、関節に沈着することで発症する痛風などがあります。よって、正解は「1」になります。
(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
・リン脂質:細胞膜を形成する主な成分になります。体内で脂肪とたんぱく質と結びつける役割を担っており、情報伝達にも関わっています。リン脂質が不足することで、血管にコレステロールがたまりやすくなり、動脈硬化や糖尿病などを引き起こします。
・中性脂肪:中性脂肪は、トリグリセリドとも呼ばれ、脂肪が腸で吸収されて血液中に取り入れられたものと、肝臓に取り込まれた脂肪が再び血液中に分泌されるものがあります。中性脂肪の役割は、体内にエネルギーを貯蔵することです。基本的には、生命を維持するためのエネルギーとして利用されるブドウ糖が不足するときに中性脂肪が補う形で利用されます。しかし、エネルギーとして使われなかった場合、肝臓や脂肪組織、皮下、血中などに中性脂肪が蓄えられて、皮下脂肪へと変化し、生活習慣病の一因となることもあります。
・グルコース:ブドウ糖とも呼ばれるグルコースは、血中から全身の細胞に取り込まれ、生体のエネルギー源になります。グルコースは、主に炭水化物から得られ、血中のグルコースの濃度が上昇すると、グリコーゲンとして蓄えられます。そして、食間や絶食中など、血中のグルコースが不足した場合に、グリコーゲンからグルコースへ分解され、血中グルコース濃度を正常な範囲内に維持します。
・コレステロール:コレステロールは、身体に悪いイメージがありますが、細胞膜の主成分、ステロイドホルモンの材料、胆汁の原料となっており、身体にかかせない成分になります。コレステロールには、2種類あり、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロール、善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールがあります。LDLコレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ働きがあり、増えすぎると動脈硬化を引き起こします。一方、HDLコレステロールは、余剰なコレステロールを回収する役割があり、通常の血中ではLDLコレステロールもHDLコレステロールも一定量に保たれています。
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