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看護師の過去問 第109回 午後 問123

問題

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じん肺( pneumoconiosis )に関係する物質はどれか。
   1 .
フロン
   2 .
アスベスト
   3 .
ダイオキシン類
   4 .
ホルムアルデヒド
( 看護師国家試験 第109回 午後 問123 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は、2です。

1、フロンは人工化合物で、フッ素、炭素、水素などから構成されます。エアコンや冷蔵庫の冷媒としてとても便利な物質ですが、フロンを大気に放出すると、オゾン層を破壊し、強い紫外線がそのまま地表に達するようになります。
それによって、皮膚がんや白内障などの疾患が引き起こされます。

2、アスベストは、繊維状けい酸塩鉱物で、とても細かい繊維をしているのが特徴です。アスベストを使用した断熱材や防音材など、その物自体には問題ないのですが、アスベストを含んだものを研磨機や切断機で作業した場合、アスベストが飛散して、吸い込んでしまう可能性があるのです。
その鉱物性のほこりを長期間吸い込むことによって引き起こされる疾患を、じん肺といいます。

3、ダイオキシンは、物が燃焼する時に発生する物質で、大気中に放出される環境汚染物質です。ダイオキシンは、どこにでも存在しており、すべての人の身近にある物質で、毒性も強いといわれていますが、必ずしも人体に影響を与えているわけではありません。
生殖や成長面への影響や発がん性があるといわれています。

4、ホルムアルデヒドは、住宅の壁や天井、フローリングなどの接着剤として使用されていたり、一部の電子タバコや、PM2.5の中にも含まれている身近な物質です。
このホルムアルデヒドに長期にさらされていると、「シックハウス症候群」となり、集中力の低下や不眠、アレルギー症状を引き起こしたり、さらには、がんや白血病になるケースもあります。

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0
(正解) 2
(解説)
じん肺とは、鉱物性のほこりを長期間にわたって吸い込み続けた結果、肺内に粉じんが沈着して起こる疾患のことを指します。初期はほとんど自覚症状がなく、徐々に咳や痰、息切れなどの症状が見られます
採石業や採鉱業など、粉じんにさらされる従事者に多い職業病でもあります。肺に吸い込まれた粉じんは容易に排出はできず、長期間にわたって肺を刺激し、徐々に線維化をもたらしていきます。代表的なじん肺には、石綿肺などが知られており、原因はアスベストになります。よって、正解は「2」になります。
(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1.フロン:炭素と水素の他、フッ素や塩素や臭素などハロゲンを多く含む化合物の総称になります。オゾン層破壊の原因物質ならびに温室効果ガスであることが明らかとなっており、使用には大幅な制限がかけられています。フロンによって、オゾン層が破壊されると、強い紫外線がそのまま地表に達するようになり、皮膚がんや白内障、遺伝子の損傷による様々な疾患が増えたりする可能性があると言われています。

3.ダイオキシン類:物の焼却の過程で自然に生成してしまう物質であり、非常にわずかな量が環境的に広く存在しています。通常の日常生活では健康影響は生じないとされていますが、動物実験では、発がんを促進する作用、甲状腺機能の低下、生殖器官の重量や精子形成の減少、免疫機能の低下を引き起こすことが報告されています。

4.ホルムアルデヒド:シックハウス症候群の代表的な原因となるものです。発がん性物質とも言われており、呼吸器症状やめまい、倦怠感などの様々な症状を引き起こします。

0
正解は、2です。

1 フロンは、炭化水素の水素を弗素(ふっそ)や塩素で置換した化合物の総称です。

2 アスベスト(石綿)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物です。アスベストが原因で、じん肺になることがあります。

3 ダイオキシン類は、主に物が燃焼するときに生成し、環境中に拡散します。微量でも強い毒性を持ちます。

4 ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質の一つです。

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