看護師の過去問
第109回
午後 問132

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問題

看護師国家試験 第109回 午後 問132 (訂正依頼・報告はこちら)

三叉神経の機能はどれか。
  • 視覚
  • 眼球の運動
  • 顔面の知覚
  • 表情筋の運動

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、3です。

1 視覚は、視神経が司ります。

2 眼球の運動は、動眼神経と滑車神経です。

3 顔面の知覚は、三叉神経です。

4 表情筋の運動は、顔面神経です。

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正解:3
(解説)
三叉神経は、脳の中心部である脳幹から始まり、顔面で3つの枝に分かれ、最初の枝が額、2番目が頬、3番目が下顎に位置します。三叉神経は、顔の感覚を支配している神経であり、顔の触覚や痛覚、冷熱感、口腔・鼻腔の感覚などを脳に伝える役割があります。よって、正解は「3」となります。

(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1. 視覚:視覚は瞳孔調整とともに視神経に支配されています。よって、正解には該当しません。

2. 眼球の運動:眼球の運動は、動眼神経と滑車神経の2つの神経によって支配されています。どちらも中脳から分岐している神経になります。動眼神経は、眼筋と呼ばれる筋群の大部分 (外側直筋と上斜筋以外) の支配だけでなく、瞳孔収縮や水晶体の厚みの調節、上眼瞼をあげて「目を開く」運動も行っています。滑車神経は、上斜筋の運動を行っており、目を耳側や下向きに動かす役割があります。また、眼球運動に関わる神経は、動眼神経や滑車神経のほかに、外側直筋を支配する外転神経もあります。よって、正解には該当しません。

4.表情筋の運動:表情筋の運動は、橋から分岐し、顔面に分布している顔面神経が支配しています。よって、正解には該当しません。

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03

正解は、3です。

1、視覚は視神経が司ります。
視神経は第Ⅱ脳神経とも言われており、視覚や視力を調整します。
よって、1は不正解です。

2、眼球の運動は動眼神経が司ります。
この神経は第Ⅲ脳神経とも言われ、中脳から出て眼筋を支配し、眼球の運動に関わってきます。
よって、2は不正解です。

3、顔面の知覚は、脳神経の中でも三叉神経が司ります。
この三叉神経は第Ⅴ脳神経とも言われ、皮膚感覚の大部分を担っています。
よって、3は正解です。

4、表情筋の運動は、第7脳神経である顔面神経が司ります。
この神経は顔面に分布しており、主に表情筋の運動を支配しています。
よって、4は不正解です。

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