看護師の過去問
第109回
午後 問133

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問題

看護師国家試験 第109回 午後 問133 (訂正依頼・報告はこちら)

脂肪分解酵素はどれか。
  • ペプシン
  • リパーゼ
  • マルターゼ
  • ラクターゼ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、2です。

1、ペプシンは胃液の中で分泌し、たんぱく質を分解する作用があります。
よって、1は不正解です。

2、膵臓で作られたリパーゼは十二指腸へ運ばれ、脂肪を分解する作用があります。
よって、2は正解です。

3、マルターゼは小腸で分泌される消化酵素で、炭水化物をブドウ糖へ分解する作用があります。
よって、3は不正解です。

4、ラクターゼは小腸の上皮細胞に多く存在する消化酵素で、乳製品などの炭水化物である乳糖を分解する作用があります。
よって、4も不正解です。

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02

正解:2
(解説)
食物に含まれている脂肪の多くは、中性脂肪であり、体内に入ると十二指腸で胆汁により乳化されます。その後、膵臓からの消化酵素リパーゼの働きで、モノグリセリドと脂肪酸、グリセロールなどに分解されていきます。よって、正解は「2」となります。

(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1.ペプシン:ペプシンは胃液に含まれる酵素で、蛋白質を分解します。よって、正解には該当しません。

3.マルターゼ:マルターゼは、小腸の上皮細胞に存在しており、炭水化物であるマルトースの消化酵素にあたります。よって、正解には該当しません。

4.ラクターゼ:小腸の上皮細胞に存在しており、乳に含まれるラクトースを加水分解する消化酵素になります。ラクターゼが不足すると、消化器症状を引き起こし、乳糖不耐症の原因になることがあります。よって、正解には該当しません。

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03

正解は、2です。

1 ペプシンは、蛋白質を分解します。

3 マルターゼは、小腸の粘膜から分泌される消化酵素で、麦芽糖などの炭水化物をブドウ糖に分解します。

4  乳糖(ラクトース)を分解するための酵素をラクターゼといいます。

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