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看護師の過去問 第109回 午後 問135

問題

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下痢によって生じやすい電解質異常はどれか。
   1 .
低カリウム血症
   2 .
高カルシウム血症
   3 .
高ナトリウム血症
   4 .
低マグネシウム血症
( 看護師国家試験 第109回 午後 問135 )
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この過去問の解説 (3件)

2
正解は、1です。

1 下痢により、腸液に含まれるカリウムが体の外へ排出されることで、低カリウム血症を引き起こします。

2 高カルシウム血症は、副甲状腺の問題や、食事、がん、骨に影響を及ぼす病気が原因で発生します。

3 高ナトリウム血症は、脱水が原因です。

4 低マグネシウム血症は、飢餓状態などで摂取量が少ない場合や、腸から正常に栄養素を吸収できない場合に発生します。

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0
正解:1
(解説)
下痢では、水分とともに電解質も喪失し、脱水を起こします。腸液にはカリウムが多く含まれており、下痢によって消化管からカリウムを喪失するため、低カリウム血症が起こりやすくなります。よって、正解は「1」となります。

(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
2.高カルシウム血症:高カルシウム血症は、骨からのカルシウム放出の増加や、カルシウムの吸収が促進される疾患で生じやすくなります。主な原因疾患は、副甲状腺機能亢進症やビタミンD中毒、癌などになります。よって、正解には該当しません。

3.高ナトリウム血症:下痢が長期化することにより低ナトリウム血症を生じやすくなります。よって、正解には該当しません。高ナトリウム血症は、水欠乏性脱水、原発性アルドステロン症、尿崩症などで生じやすくなります。

4.低マグネシウム血症:マグネシウムの低下は飢餓状態や、腸から正常に栄養素を吸収できない場合などが一般的な原因となります。よって、正解には該当しません。慢性的な下痢によって、マグネシウムの吸収障害を起こし、低マグネシウム血症になる可能性はあります。

0
正解は、1です。

1、腸液にはカリウムが多く含まれているので、下痢によってカリウムが排出されてしまい、低カリウム血症になります。
よって、1は正解です。

2、高カルシウム血症の主な原因は、骨からのカルシウム放出の増加、および尿中のカルシウム排出の低下などによって起きるとされています。
よって、2は不正解です。

3、低ナトリウム血症の原因は、脱水や腎不全、心不全など、体内の水とナトリウムのバランスが崩れることによって起きるとされています。
よって、3も不正解です。

4、低マグネシウム血症の原因は、栄養障害などによる腸管からの吸収低下や腎臓からのマグネシウム排出量の増加などによるものとされています。
よって、4も不正解です。

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