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看護師の過去問 第109回 午後 問152

問題

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Ménière〈メニエール〉病( Ménièreʼs disease )で正しいのはどれか。
   1 .
伝音性難聴を伴う。
   2 .
めまいは回転性である。
   3 .
発作期に外科治療を行う。
   4 .
蝸牛の機能は保たれている。
( 看護師国家試験 第109回 午後 問152 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解2.めまいは回転性である。


メニエール病( Ménièreʼs disease)

内耳にあるリンパ液の量が過剰になることで起こると言われています。
内耳のリンパ液の分泌量増加か再吸収の減少が起こることで過剰になりますが、原因は不明です。

症状:日常生活に支障をきたすような回転性のめまいが起こり、難聴や耳鳴りを伴います。

1.メニエール病の難聴は低音障害型難聴から始まります。
伝音性難聴は、外耳や中耳の障害によって起こります。

3.発作期には、内服薬で症状の軽減を図ります。
薬物治療を行っても、回転性のめまいの発作を繰り返す場合に外科的治療を考えます。

4.蝸牛は聴覚をつかさどり、耳鳴りや難聴の症状を起こします。

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正解は、2です。

メニエール病は、内リンパ水腫という内耳に水が溜まることによっておこる病気です。

1、メニエールは内耳の病気です。内耳に異常がでると、音を脳に伝える神経に障害が出て感音性難聴となります。一度聴力が低下すると、なかなか回復は難しいと言われています。
よって、1は不正解です。
因みに、伝音性難聴は外耳~中耳などの音を拾って増幅させる器官に異常がでた場合に発生する難聴です。耳垢が詰まったり、中耳炎や鼓膜損傷などで起きる難聴です。
基本的には治療法が確立されているので聴力も回復しやすいと言われています。

2、メニエール病は、内耳の障害が起きるため平衡機能に異常が生じます。それにより、回転性のめまいが出現します。
よって、2は正解です。

3、メニエール病には発作期と間歇期があります。
発作期には強いめまいや難聴が主訴です。一方間歇期は、強いめまいではなく浮遊感があり、聴覚症状も軽減します。
この発作期の治療は主に薬物療法です。抗めまい薬や抗不安薬、制吐剤などを使用し症状緩和に努めます。
薬物療法や生活改善をしてもめまいを繰り返す場合は、外科的治療を行う場合もあります。
よって、3は不正解です。

4、蝸牛は、音を感じ取る役割をしており、内耳の1つです。メニエール病には内耳全体に水が溜まる場合と、部分的に水が溜まる場合があります。
水が溜まる部位によっては、蝸牛の機能を保つことができますが、基本的には蝸牛の機能も障害され、難聴や耳鳴りを伴います。
よって、4も不正解です。

0
メニエール病とは、体の平衡感覚をつかさどる耳の奥の内耳になんらかの原因でリンパ液がたまることによって生じる病気です。

1 . 感音性難聴を伴うため×。

2 . めまいは回転性であるので〇。

3 . 薬物療法や鼓膜内注入術を行っても症状が改善されない場合に外科治療の可能性があるため、×。

4 . 蝸牛の機能は保たれてなくなり、めまいや難聴といった症状が現れるため×。

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