看護師 過去問
第109回
問154 (午後 問154)
問題文
国民健康保険で正しいのはどれか。
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問題
看護師国家試験 第109回 問154(午後 問154) (訂正依頼・報告はこちら)
国民健康保険で正しいのはどれか。
- 被用者保険である。
- 保険者は国である。
- 高額療養費制度がある。
- 保険料は加入者の年齢で算出する。
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この過去問の解説 (3件)
01
国民健康保険
1958年に国民健康保険法制定されて、国民皆保険制度が確立されました。
保険者は、各市町村・各国民健康保険組合になります。
高額療養費制度とは、医療費の負担が重くならないように、1カ月の医療費が上限額を超えた場合、超えた額を支給する制度です。
1.被用者保険は、会社員等の被雇用者が加入する健康保険のことで、健康保険・共済組合・船員保険になります。
国民健康保険は、地域保健になります。
2.保険者は、市町村になります。
4.保険料は、前年の所得に応じて計算されます。
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02
国民健康保険は、都道府県や市町村が保険者となって運営している医療保険制度です。
1、被用者保険とは、労働契約に基づいて雇われている従業員が加入する保険を指します。この場合、保険者は雇われた先によって異なり、例えば公務員の場合の保険者は、共済組合になります。
よって、1は不正解です。
2、最初に書いたように、国民健康保険の保険者は国ではなく市町村なので、2は不正解です。
3、高額療養費制度は、ひと月の医療費自己負担額の限度を超えた場合、その超過分を払い戻すという制度です。
これは、公的医療保険における制度の1つで、国民健康保険だけじゃなく、共済組合や健康保険などでも利用できる制度です。
4、保険料は、加入者の前年度の所得に応じて計算されるため、4は不正解です。
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03
1 . 地域保険であるので×。被用者保険は会社員などの健康保険である。
2 . 保険者は市区町村なので×。
3 . 高額療養費制度があるので〇。
4 . 保険料は加入者の前年中の所得に応じて決定されるので×。
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