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看護師の過去問 第109回 午後 問169

問題

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気管支鏡検査を受ける成人患者への援助で正しいのはどれか。
   1 .
検査の予約の際に抗凝固薬の内服の有無を確認する。
   2 .
検査の 1 時間前から飲食しないように指導する。
   3 .
検査中の咳は我慢しなくてよいと指導する。
   4 .
検査後は肺気腫〈 pulmonary emphysema 〉の症状に注意する。
( 看護師国家試験 第109回 午後 問169 )
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この過去問の解説 (3件)

1
気管支鏡検査を受ける成人患者への援助で正しいのはどれか。

1 .出血のリスクがあるため、検査の予約の際に抗凝固薬の内服の有無を確認する必要があるため、〇。

2 .検査の 当日の直前の食事から中止のため×。

3 .検査中は麻酔を使用し、咳がでないようにするため、×。

4 .検査後は気胸の症状に注意する必要があるため、×。

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正答:1

解説
気管支鏡検査とは肺や気管支を気管支鏡(気管支ファンバースコープ)を用い観察する検査です。気管支鏡を直視下で挿入し、末梢の病変をX線透視装置を併用し、検索することもあります。気管支や肺野からの検体を採取することも可能です。

1:○ 検査による出血のリスクがあるため、確認が必要です。

2:× 局所麻酔を使用するため、3~4時間前から絶食とします。

3:× 検査の影響で咽頭反射(のどの刺激による)や咳反射がでるため、局所麻酔で喉と気管の麻酔を行うことが一般的です。誤嚥予防のため、咳がでそうなときには手を挙げて知らせるなどの声かけを事前にします。

4:× 合併症としては麻酔に伴う副作用、出血、発熱、咽頭痛、気胸、呼吸困難です。

0
正解:1 . 検査の予約の際に抗凝固薬の内服の有無を確認する。

気管支鏡検査とは、咽頭・喉頭、声帯、気管支の病気を診断するための検査であり、口や鼻からファイバースコープを挿入して病変のある部分を直視下で観察したり、組織の採取や細胞診などを行います。

合併症には、出血、気胸、発熱・肺炎、麻酔によるアレルギーショックなどがあります。


1. →抗凝固剤の内服は、検査中の出血のリスクを高めるため、検査前に一時中止する必要があります。

2. →検査前の一食は絶食する必要があります。

3. →局所麻酔を使用するため、咳反射は抑えられます。

4. →気管支鏡検査後は、合併症の1つである気胸の症状に注意して観察する必要があります。
肺気腫は、肺胞の組織が壊れ、肺に溜まった空気を押し出せなくなる疾患です。

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