正解3.モロー反射
原始反射
無意識に特定の筋肉などが動く現象になります。
知覚や姿勢などで受けた刺激に対して、大脳の統制を受けずに脊髄や脳幹に伝わって起こります。
随意運動が発達すると消えていく、乳児早期にみられる反射になります。
現れる時期にみられず、消失する時期にみられる時は、脳神経系に異常がある可能性も疑われます。
モロー反射
赤ちゃんの頭を正面に向けて少し起こして、急に頭を下げるとびっくりしたように両手を広げて指を開き、その後何かに抱きつくように左右対称の動きをします。
大きな音にも反応することがあります。
生後4~6か月頃までみられます。
1.哺乳反射の探索反射は、口の周辺を刺激すると、刺激の方向へ顔を向けて口を開いて、乳首を探す動きをします。
2.緊張性頸反射は、上を向いて寝ている赤ちゃんの頭を一方に向けると、顔を向けた側の手足を伸ばして、反対側の手足を曲げます。
生後5~6か月頃までみられます。
4.自動童歩行は、赤ちゃんの両脇を支えて足の裏を軽く床に触れるようにして体を前かがみすると、足を交互に動かして歩くような動作をします。
生まれたばかりの頃にみられます。