看護師の過去問
第109回
午後 問200
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問題
看護師国家試験 第109回 午後 問200 (訂正依頼・報告はこちら)
「安静時呼吸」、「深呼吸」、「徐々に深くなっていく呼吸」に伴う肺容量の変化を図に示す。
肺活量を示すのはどれか。
肺活量を示すのはどれか。
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
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この過去問の解説 (3件)
01
②:最大吸気量
③:機能的残気量
④:全肺気量
⑤:肺活量
であり、5.⑤が正解です。
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02
(正解) 5
(解説)
まず、選択肢それぞれが示しているものを確認していきましょう。
肺内に入る最大の空気量を示している「全肺気量」は、図を見てわかる通り、選択肢4です。
選択肢1は、最大努力での呼気でも、肺胞・気道内に残る空気の量を示した「残気量」であり、選択肢2は、選択肢4の「全肺気量」のうち、吸息したときの空気の量を示した「最大吸気量」になります。そして、選択肢3は、呼息後にさらに努力して吐き出した空気の量、すなわち「予備呼気量」と選択肢1の「残気量」を合わせたもののことを示しており、「機能的残気量」といいます。
この問題で問われている、肺活量とは、「吸息したときから、最大限の呼息を行い、吐き出された空気の量」のことであり、選択肢2の「最大吸気量」と予備呼気量を足した値になります。よって、正解は5になります。
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03
肺活量は、安静時の呼吸量に加えて、最大限に息を吸い込んだ空気量(予備吸気量)と、力いっぱい努力して吐ききる空気量(予備呼気量)を合わせた状態をいいます。
1. →残気量といい、最大呼出の状態で、気道・肺内に残っている気量を指します。
2. →最大吸気量といい、平静呼気位から最大吸気位までの量を指します。
3. →機能的残気量といい、平静呼吸において気道および肺内に残存する気量を指します。
4. →全肺気量といい、肺に入る空気の量を指します。
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