看護師の過去問
第110回
午前 問3

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問題

看護師国家試験 第110回 午前 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

大気汚染物質はどれか。
  • フロン
  • カドミウム
  • メチル水銀
  • 微小粒子状物質( PM2.5 )

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この過去問の解説 (3件)

01

「4」が正解です。

大気汚染物質の代表的なものに、浮遊粒子状物質があります。浮遊粒子状物質は直径が10㎛(マイクロメートル)以下の粒子で「スモッグ」の原因になります。

なお、PM2.5は、大気中に浮遊する微小浮遊粒子状物質のうち、粒子径が2.5μm以下のものです。

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02

正解は4です。

微小粒子状物質( PM2.5 )が人間の呼吸器の奥深くに入り込み、健康被害につながることが指摘されています。

1 .フロンはフッ素と炭素の化合物でオゾン層の破壊や、地球温暖化の原因となります。
2 .カドミウムは土壌、水質汚染による公害の一種であるイタイイタイ病の原因物質です。
3 .メチル水銀は工場で生成、排水による公害の1つである水俣病の原因物質です。
4 .微小粒子状物質( PM2.5 )は、その名前の通り微小で小さい粒子であるため大気を汚染します。

参考になった数1

03

 1.フロン

 フロンとは、炭素とフッ素の化合物です。オゾン層を破壊するため、地球温暖化の原因とされています。 

 2.カドミニウム

 カドミニウムは、人体に有害な環境汚染物質です。

 富山県で発生した公害の、イタイイタイ病の原因物質として知られています。

 3.メチル水銀

 メチル水銀は、非常に強い毒性があり、熊本県および新潟県において発生した公害である水俣病の原因物質として知られています。

 4.微小粒子状物質(PM2.5)

 PM2.5と呼ばれる物質は、大気中に浮遊する超微小の粒子です。

 自動車の排気ガスのように、燃焼によって排出される人為的なものと、火山や黄砂など自然に由来するものがあります。また家庭での調理や暖房機器の使用でも発生します。例年冬から春にかけて、濃度が上昇します。

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