看護師の過去問
第110回
午後 問124
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問題
看護師国家試験 第110回 午後 問124 (訂正依頼・報告はこちら)
患者の権利について適切なのはどれか。
- 患者は入院中に無断で外泊できる。
- 患者は治療後に治療費の金額を決定できる。
- 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。
- 患者は自分と同じ疾患の患者の連絡先を入手できる。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解: 3. 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。
患者の権利を守るために、基準となっている代表的な内容として、1981年に世界医師会総会で採択された「患者の権利に関する世界医師会リスボン宣言」があります。
①自己決定権 ②意識喪失患者の代理人の権利
③秘密保持に関する権利 ④情報に関する権利
⑤選択の自由 ⑥良質の医療を受ける権利
⑦健康教育を受ける権利 ⑧尊厳性への権利
⑨宗教的支援を受ける権利 ⑩患者の意思に反する処置
⑪法的無能力者の代理人の権利
セカンドオピニオンを受ける権利は、⑤選択の自由に該当します。
1. →外泊するには、主治医の許可が必要であるため、自己判断では行えません。
2. →治療費は、保険点数に応じて計算されますので、患者が決定することはできません。
4. →他の患者の連絡先は、プライバシーの保護の観点から開示することはできません。
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02
正解は3です。
患者の権利とは、医療を受ける権利、知る権利、自己決定の権利、医療情報を知る権利、プライバシー保護の権利、他の医師の意見を受ける権利があります。
患者の権利に対し、患者の責務があり、無断外泊はこれに該当します。
また、患者自身で医療費の金額は決定できません。
医療者にはプライバシー保護の義務があり、他の患者の個人情報は開示出来ません。
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03
患者の権利とは、
医療を受ける権利
知る権利
自己決定の権利
医療情報を知る権利
プライバシー保護の権利
他の医師の意見を受ける権利があるため、回答は3です。
1 患者の権利に対し、患者の責務があり、無断外泊はこれに該当します。
2 患者自身で医療費の金額は決定できません。
4 プライバシー保護の目的で他の患者の個人情報は開示出来ません。
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