看護師の過去問
第110回
午後 問133
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問題
看護師国家試験 第110回 午後 問133 (訂正依頼・報告はこちら)
体温低下を引き起こすのはどれか。
- カテコラミンの分泌亢進
- 甲状腺ホルモンの分泌低下
- 副甲状腺ホルモン<PTH>の分泌低下
- 副腎皮質刺激ホルモン<ACTH>の分泌亢進
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
1 カテコラミンが分泌亢進すると、高血圧や動悸、発汗、頭痛、動悸などが起こります。精神的にも興奮し、パニックに似た症状が出ます。
2 甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、甲状腺機能低下症となります。主な症状は、無気力、低体温、疲労感、寒がり、体重増加などがあります。軽度では症状が分からないことが多いです。
3 副甲状腺ホルモンの分泌低下は、高リン血症や低カルシウム血症を引き起こし、おもに低カルシウム血症によるしびれ、けいれん、痛み、硬直などを引き起こします。
4 副腎皮質刺激ホルモンの分泌亢進の症状は、満月様顔貌や中心性肥満、高血圧などがあります。
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02
正解: 2. 甲状腺ホルモンの分泌低下
甲状腺ホルモンが低下すると、代謝が低下し、低体温、疲労感、無気力、体重増加などの症状がみられます。
1. →カテコラミンは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質やホルモンの総称で、分泌が亢進すると心臓の収縮力増加や血管収縮に作用し、体温上昇、発汗、血圧上昇などの症状を起こします。
3. →副甲状腺ホルモンの分泌低下は、血液中のカルシウム濃度が低下することで、痺れ、けいれん、痛みなどの症状を起こします。
4. →副腎皮質刺激ホルモンの分泌亢進は、高血圧、高血糖、中心性肥満などの症状がみられます。
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03
正解は2です。
1 カテコラミンが分泌亢進すると、高血圧や動悸、発汗、頭痛などが起こります。
2 甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、甲状腺機能低下症となります。主な症状は、低体温、疲労感、体重増加などがあります。
3 副腎甲状腺ホルモンの分泌低下は、しびれ、けいれん、痛み、硬直などです。
4 副腎皮質刺激ホルモンの分泌亢進は満月様顔貌や中心性肥満など、特徴的な症状があります。
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