看護師の過去問
第110回
午後 問147

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問題

看護師国家試験 第110回 午後 問147 (訂正依頼・報告はこちら)

腸閉塞( ileus )について正しいのはどれか。
  • 仰臥位の腹部エックス線写真で鏡面像を認める。
  • 経口による水分摂取は少量にする。
  • イレウス管を小腸に留置する。
  • 抗菌薬の投与は禁忌である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解: 3. イレウス管を小腸に留置する。

腸閉塞(イレウス)は、異物や炎症、腫瘍などにより腸管が閉塞した状態、あるいは腸管が麻痺して蠕動運動が障害された状態をいいます。

治療は、保存療法としては禁飲食補液減圧チューブ挿入(鼻腔から挿入し、小腸に留置)です。

それでも改善されない場合は、手術を要する場合もあります。

1. →鏡面像(二ボー像)は、立位のX線写真で観察されます。

2. →腸管を安静にさせるため、禁飲食にする必要があります。水分補給のため点滴を行います。

4. →炎症が起きている場合など、状態によっては抗菌薬を使用する場合があります。

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02

正解は3です。

イレウスとは、異物や炎症、腫瘍、手術により腸管が閉塞、もしくは麻痺した状態のことを言います。

イレウスになると閉塞部位より上に多くの消化物がたまり、便やガスが充満することで嘔気や腹痛、嘔吐を引き起こします。

1 鏡面像(二ボー)は立位での撮影で観察されます。

2 禁飲食とし、輸液による全身管理を行います。

3 減圧のため、イレウス管を留置します。

4 患者の状態によって使用されるため禁忌ではありません。

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03

正解は3です。

1 鏡面像(二ボー)は立位での撮影で観察されます。

2 禁飲食とし、輸液による全身管理を行います。

3 減圧のため、イレウス管を留置します。

4 患者の状態によって使用されるため禁忌ではない。

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