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看護師の過去問 第110回 午後 問213

問題

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Aさん( 64歳、女性、主婦)は、50歳で高血圧症( hypertension )と診断され、降圧薬を服用している。栄養指導を受け、食事療法も実施している。趣味はサイクリングと海外旅行である。数か月前からサイクリング中に息苦しさやめまいを感じるようになったため、かかりつけ医から紹介された病院を受診した。外来受診時のバイタルサインは、体温36.8℃、呼吸数24/分、脈拍40/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>98%( room air )。

その後、Aさんにはペースメーカー植込み術が行われ、看護師は退院後の電磁干渉について説明を行った。Aさんからは「生活の中でどのようなことに注意をすれば良いですか」と質問があった。
Aさんが最も注意する必要がある状況はどれか。
   1 .
新幹線への乗車
   2 .
パーソナルコンピュータの使用
   3 .
電動アシスト付き自転車での移動
   4 .
電子商品監視装置<Electronic Article Surveillance:EAS>の通過
( 看護師国家試験 第110回 午後 問213 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は4です。

ペースメーカーは電池と電気回路が内蔵された機械を心臓に埋め込みます。

ペースメーカーに接続されているリードを心臓の筋肉へ接触させ、心臓の筋肉へ電気刺激を送ります。

1.新幹線による電磁波は影響がありません。そのため、新幹線や電車の乗車には制限はありません。

2.パーソナルコンピューターの電磁波も影響はありません。一般的にある電子レンジやテレビ、ラジオなども影響はないため、使用できます。

3.電動アシスト付き自転車の使用も問題ありません。電磁破とペースメーカーとの距離も保たれているため安全です。

4.電子商品監視装置の通過は注意が必要です。

電子商品監視装置は磁気を発生させており、ペースメーカーとの隔たりもないため影響を受けやすくなります。通過する場合は出来るだけ装置に近寄らないよう真ん中を素早く通過します。

付箋メモを残すことが出来ます。
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「4」が正解です。


ペースメーカーは電磁波の影響を受けて誤作動を起こすため、日常生活で注意が必要な場面があります。選択肢にあるEASの他、金属探知機や病院の検査に使用するCT装置にも注意が必要です。

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正解は4です。

新幹線の磁界は国際規格で一定基準を下回るよう制定されており、ペースメーカー装着者も利用できます。

パソコンやほとんどの家電製品、電気自動車も使用できます。ただし漏電には注意します。

EASはお店などの入り口にある盗難防止機器のひとつです。臨床上、重大な問題を起こす可能性は低いですが、近づくとペーシング機能に影響が出る可能性があることが調査でわかっていますので、ゲートで立ち止まらないよう注意することが必要です。

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