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看護師の過去問 第110回 午後 問219

問題

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Aさん( 75歳、女性)は、1人暮らし。高血圧症( hypertension )内服治療をしているが、その他に既往歴はない。認知機能は問題ない。軽度の円背があるが、日常生活動作<ADL>は自立している。簡単な家事は自分で行っており、家の中で過ごすことが多かった。近所に住む長女が時々、Aさんの様子を見に来ていた。
ある日、Aさんは自宅の階段を踏み外して転落し、横向きになったまま動けなくなったところを訪問してきた長女に発見され、救急車で病院に運ばれ、右大腿骨頸部骨折( femoral neck fracture )診断された。そのまま入院し、緊急手術を行うことになった。

Aさんの退院日が決定した。看護師は、Aさんの退院前の指導を行うことになった。Aさんから「医師から骨がもろくなっていると言われました。これ以上悪くならないように何をすればよいでしょうか」と質問があった。
Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。
   1 .
「体操は控えましょう」
   2 .
「炭酸飲料を飲みましょう」
   3 .
「果物を積極的に摂りましょう」
   4 .
「日光を浴びるようにしましょう」
( 看護師国家試験 第110回 午後 問219 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は4です。

1.体操は控える必要はありません。

運動することにより骨密度は増加するため適度な運動は推奨されます。

2.炭酸飲料の多飲と骨密度との因果関係は立証されていません。

炭酸飲料は甘味量も多く、積極的な飲料は勧めません。

3。骨粗鬆症の食事指導にはカルシウムやビタミンD、ビタミンKの摂取を推奨しています。果物や野菜、たんぱく質などをバランスよく摂取するようにします。

果物の摂取も必要ですが、乳製品や魚類、納豆などの摂取よりかは重要度は低いと考えます。

4.日光を浴びることによりビタミンDが体内で生成されます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進します。そのため、ビタミンDは骨を丈夫にする作用があります。

日光浴は屋外で肌の一部を露出した状態で行うことが勧められます。

付箋メモを残すことが出来ます。
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「4」が正解です。


日光を浴びることで皮膚で作られるビタミンDは、腸管からの骨の原料となるカルシウムの吸収を促進します。

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正解は4です。

日光を浴びることは紫外線の作用である「ビタミンD合成の促進」がなされます。ビタミンDは骨の健康な維持に欠かせません。

炭酸飲料が骨の健康維持に役立つという証明はなされていません。

また果物も積極的にとる必要はありません。どちらかというとビタミンDやカルシウムを含む食品を積極的に摂取することが望ましいでしょう。

体操などの軽い運動やストレッチは筋力低下を防ぎ、転倒の防止にもなるため、むしろ積極的に行うことが良いでしょう。

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