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看護師の過去問 第110回 午後 問226

問題

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Aさん( 30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開大となった。看護師が12時に昼食を配膳にいくとAさんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。

Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
   1 .
坐位になるよう勧める。
   2 .
シャワー浴を勧める。
   3 .
食事摂取を促す。
   4 .
呼吸法を促す。
( 看護師国家試験 第110回 午後 問226 )
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この過去問の解説 (3件)

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Aさんは順調な分娩進行と診断されており、現在子宮口8㎝開大より分娩第1期と判断できます。陣痛中にリラックスできると、不安や痛みが減少し、分娩が順調に進行するといわれており、リラックスできる環境を整えることが求められます。

選択肢1. 坐位になるよう勧める。

陣痛中は安楽な体位で過ごします。分娩は順調に進んでいるため、無理に坐位になる必要はありません。

選択肢2. シャワー浴を勧める。

陣痛が強いときは無理にシャワー浴をする必要はありません。

選択肢3. 食事摂取を促す。

「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」の発言を尊重し、無理に勧めません。

しかし、脱水には注意する必要があります。

陣痛による腸管圧迫等により悪心・嘔吐の可能性があるため、飲食は少量ずつ摂取するように勧め、陣痛間歇期に短時間で摂取しやすいよう調理形態などを工夫します。

選択肢4. 呼吸法を促す。

「陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている」ような状態では本人の苦痛も増強し、分娩の進行にも影響がでるため、呼吸法を促します。

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「4」が正解です。


呼吸法を行うことで、努責を逃がすことができます。また、呼吸に集中することで、産痛を緩和させることが期待できます。

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正解は4です。

1.陣痛がつらいときは、安楽な体位を取ることが必要です。無理に坐位を勧める必要はありません。

2.陣痛も強く緊張状態が強い状態ではシャワー浴も無理に勧める必要もありません。

3.陣痛が落ち着いて、ご本人が希望すれば、分娩に向けてエネルギー補給のための軽い食事は構いませんが、この時点の食事は無理に勧める必要はありません。

4.痛みや緊張で力が入ってしまっているため、呼吸法を促して痛みや緊張を和らげることが、この時点で最も重要です。

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