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看護師の過去問 第110回 午後 問225

問題

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Aちゃん( 5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄のB君( 3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より39℃の発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温39.3℃、呼吸数45/分、脈拍142/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>98%( room air )であった。診察と検査の結果、RSウイルスによる急性細気管支炎( acute bronchiolitis )と診断され、去痰薬が処方された。

入院後7日、Aちゃんは症状が軽快し、哺乳量も増加して翌日の金曜日に退院が決定した。母親は「Aはだいぶ元気になりました。でもBが泣いたり、かんしゃくをおこしたりすることが増えているようです。どうしたらいいでしょう」と看護師に相談した。入院中、土曜日、日曜日は父親がB君の世話をしており、平日は祖父母が世話をしているとのことであった。退院時、父親は休暇をとりAちゃんと母親を迎えに来る予定である。
母親への看護師の対応として適切なのはどれか。
   1 .
「B君のかかりつけ医に相談しましょう」
   2 .
「B君の保育所への入所を検討しましょう」
   3 .
「B君に関わる時間をたっぷりとりましょう」
   4 .
「お兄ちゃんだから頑張りなさいと伝えましょう」
( 看護師国家試験 第110回 午後 問225 )
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この過去問の解説 (3件)

0

3歳の兄B君はAちゃんが入院していることで、普段以上に甘えることができないことや不安からストレスを感じていると考えられます。退院後はB君との時間を確保することでB君のストレス緩和を図ります。

選択肢1. 「B君のかかりつけ医に相談しましょう」

上記説明より、不適切です。

選択肢2. 「B君の保育所への入所を検討しましょう」

上記説明より、不適切です。

選択肢3. 「B君に関わる時間をたっぷりとりましょう」

正解です。

選択肢4. 「お兄ちゃんだから頑張りなさいと伝えましょう」

上記説明より、不適切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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「3」が正解です。


B君が泣いたり、かんしゃくを起こしているのは、B君がAちゃんの療養のために母親と触れ合う時間が減っていることから生じていると思われます。従って、選択肢3のように関わりの時間を増やすことが、最も有効と考えられます。


上記対応しても、B君の状況が改善しない場合は、かかりつけ医に相談(選択肢1)することも検討してよいと思われます。


選択肢2のように保育所に入所してもますます母親との時間は減る可能性があります。

選択肢4のような対応も意味がなく、逆効果になることもあります。

0

正解は3です。

B君の状態は、母親と離れていることへの不安から来ているため、母親と今までと同じように一緒に過ごすことで安心感が得られ、落ち着いていくことと思われます。

2と4は関わりとして不適切です。まずはゆっくり母親と時間をかけて過ごすことが必要です。

上記の関りを続けてしばらく経ってもB君の不安定な状態が続けば、かかりつけ医への相談を検討しても良いですが、この時点ではまだ必要ないでしょう。

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