看護師の過去問
第111回
午後 問9
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問題
看護師国家試験 第111回 午後 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
世界保健機関〈WHO〉が平成12年(2000年)に提唱した「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」はどれか。
- 健康寿命
- 健康余命
- 平均寿命
- 平均余命
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この過去問の解説 (3件)
01
2000年にWHO(世界保健機関)は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を健康寿命と定義しました。
現在、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかに関心が集まっています。2019年には、平均寿命と健康寿命の差は男性8.73年、女性は12.06年となっており、
今後この差を縮小していくことが課題となっています。
健康寿命は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。
よって、こちらが正解です。
2019年の健康寿命は、男性72.68歳、女性75.38歳となっています。
健康余命とは、健康で身体的な能力を発揮できると期待される寿命をいいます。
平均寿命とは、
0歳における平均余命のことをいいます。
2019年における平均寿命は、男性81.41歳で女性87.45歳です。
平均余命とは、年齢ごとに「あと何年生きられるか」という期待値を算出したものです。
0歳における平均余命が、平均寿命になります。
「平均寿命-ある時点での年齢」で算出できます。
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02
正解は1です。
選択肢の定義を理解する必要があります。
各選択肢については以下の通りです。
1 .健康寿命:「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、2016年の健康寿命は男性72.14歳、女性74.79歳となっています。
2 .健康余命:「ある年齢の人々があと何年健康で過ごせるかの期待値」のことで「健康寿命-ある時点の年齢」で算出できます。
3 .平均寿命:「0歳における平均余命」のことで、2016年の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳です。
4 .平均余命:「ある年齢の人々があと何年生きられるかいう期待値」のことで「平均寿命-ある時点の年齢」で算出できます。
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03
1 正解
2 不正解
”健康余命”とは、「平均余命のうち、健康で普通の日常生活を送れる年数」のことをいいます。
3 不正解
”平均寿命”とは、「0歳における平均余命」のことをいいます。
4 不正解
”平均余命”とは、「ある年齢の人々がその後何年生きられるかという期待値」のことをいいます。
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