看護師 過去問
第112回
問18 (午前 問18)
問題文
胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
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問題
看護師国家試験 第112回 問18(午前 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
胃から食道への逆流を防ぐために、成人が食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
- 座位
- 仰臥位
- 右側臥位
- 半側臥位
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この過去問の解説 (3件)
01
食後はすぐに横にならず、上半身を起こした状態(体位)でいることで胃からの逆流を予防できます。
正解です。
食後は横にならず座位か半座位の体位でいることで胃からの逆流を予防できます。
不正解です。
仰臥位は仰向け(あおむけ)で横になっている状態です。
仰臥位は同じ横になる体位でも側臥位に比べて胃からの逆流があった際に誤嚥につながるリスクも高いです。
よって胃からの逆流を防ぐための体位としては不適切です。
不正解です。
側臥位は臥床している(横になっている)状態であり、食後の胃からの逆流を防ぐための体位としては不適切です。
不正解です。
半側臥位は完全な側臥位ではなく斜め45°の傾きを目安にした体位です。
褥瘡予防や、すでにできた褥瘡・傷の進行を防ぐ目的で用いることが多い体位です。
胃からの逆流を防ぐための体位としては不適切です。
食後は座位や半座位で上半身を起こした体位が胃からの逆流を防ぐ目的として適切な体位です。
側臥位に関しては右側臥位よりも左側臥位にすると食道が胃よりも高い位置となるため、胃からの逆流を防ぐことができる体位です。
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02
胃内容物が食道に逆流することを胃食道逆流といい、胸やけなどの不快な症状を引き起こします。
○:正しい
座位は、重力によって胃食道逆流を防ぐことができます。
×:誤り
仰臥位では、胃と食道が同じ高さとなるため、胃食道逆流が起こりやすいです。
×:誤り
右側臥位では、胃と食道が同じ高さとなるため、胃食道逆流が起こりやすいです。
×:誤り
半側臥位では、胃と食道が同じ高さとなるため、胃食道逆流が起こりやすいです。
なお、半側臥位は仰臥位と側臥位の中間位で、体位ドレナージや褥瘡予防に有効な体位です。
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03
食後に胃食道逆流を防ぐために最も有効な体位は座位となります。
解剖学的には噴門部が上にくるためという理由と、胃底部や大弯が下にくるので胃内に食物がたまりやすくなるためです。
正解です。
上記解説により誤りです。
上記解説により誤りです。
上記解説により誤りです。
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