看護師の過去問
第112回
午後 問15

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問題

看護師国家試験 第112回 午後 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

飛沫感染するのはどれか。
  • 疥癬(scabies)
  • 破傷風(tetanus)
  • デング熱(dengue fever)
  • インフルエンザ(influenza)

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この過去問の解説 (3件)

01

飛沫感染とは、咳・くしゃみ・会話をした際に、口から飛ぶ飛沫を吸い込むことで感染します。

飛沫の大きさは5μm以上の大きさで、飛沫が飛び散る範囲は1~2mとされています。

選択肢1. 疥癬(scabies)

×:誤り

疥癬とは、ヒゼンダニが人の皮膚に寄生して起こる皮膚疾患であり、接触感染する。

選択肢2. 破傷風(tetanus)

×:誤り

破傷風は人から人へ感染せず、傷口に破傷風菌が入り込んで発症する神経疾患です。

破傷風菌は世界中の土などの環境に存在します。

選択肢3. デング熱(dengue fever)

×:誤り

デング熱は人から人へ感染せず、ウイルスを保持したネッタイシマカやヒトスジシマカなどに刺されることで感染します。

選択肢4. インフルエンザ(influenza)

○:正しい

インフルエンザ飛沫感染します。

飛沫感染する疾患は、他にも風疹やおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)があります。

まとめ

感染経路には、空気感染・飛沫感染・接触感染があります。

それぞれの特徴と感染する疾患について、しっかりと覚えておきましょう。

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02

感染症の感染経路についての問題です。

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. 疥癬(scabies)

疥癬とは、ヒゼンダニ(疥癬虫)が角質層に寄生し、激しい痒みを伴う感染症です。

感染経路は、接触感染です。

選択肢2. 破傷風(tetanus)

破傷風とは、破傷風菌に感染することで、筋の痙攣や硬直、

神経障害(開口障害や嚥下障害)などを伴う感染症です。

感染経路は、傷から体内に侵入する経皮(創傷)感染であり、

ヒトからヒトへの直接感染はありません。

選択肢3. デング熱(dengue fever)

デング熱は、ウイルスを持っているに刺されることによって感染し、急激に発熱します。

ヒトからヒトへの直接感染はありません。

選択肢4. インフルエンザ(influenza)

インフルエンザは、インフルエンザウイルスへの感染により発症します。

症状は、発熱や関節痛、全身倦怠感、咽頭痛や咳といった症状です。

感染経路は、飛沫感染です。

まとめ

感染症とその感染経路については、国家試験に頻出します。

よく理解して覚えておきましょう。

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03

感染症の感染経路は様々ですが、

接触感染飛沫感染空気感染する感染症は覚えておく必要があります。

選択肢1. 疥癬(scabies)

疥癬は接触感染です。

選択肢2. 破傷風(tetanus)

破傷風は、交通事故などの外傷や動物による咬傷時に、

傷口についた土や木片などから破傷風菌が体内に侵入して感染します。

選択肢3. デング熱(dengue fever)

デング熱は、

ウイルスを持っているネッタイシマカやヒトスジシマカなどに刺されることで感染する、

蚊媒介感染症です。

選択肢4. インフルエンザ(influenza)

インフルエンザは飛沫感染です。

感染している人のくしゃみやせきで出る飛沫を吸い込むことにより感染します。

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