看護師 過去問
第113回
問35 (午前 問35)
問題文
滅菌手袋を図に示す。
右手から装着する場合に、左手の母指と示指でつかんで持ち上げる位置で適切なのはどれか。
右手から装着する場合に、左手の母指と示指でつかんで持ち上げる位置で適切なのはどれか。

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
看護師国家試験 第113回 問35(午前 問35) (訂正依頼・報告はこちら)
滅菌手袋を図に示す。
右手から装着する場合に、左手の母指と示指でつかんで持ち上げる位置で適切なのはどれか。
右手から装着する場合に、左手の母指と示指でつかんで持ち上げる位置で適切なのはどれか。

- ①
- ②
- ③
- ④
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
この問題を解くポイントは、清潔操作の基本を理解しているかどうかです。
滅菌手袋はの外側は、常に滅菌状態を保つ必要があります。
以下の選択肢を確認していきましょう。
不正解
手袋の外側は滅菌状態で、常に清潔状態を保つ必要があります。
手洗い後の手であっても決して触れてはいけません。
不正解
手袋の外側は滅菌状態で、常に清潔状態を保つ必要があります。
手洗い後の手であっても決して触れてはいけません。
不正解
設問に、「右手から装着する場合に、左手の母指と示指でつかんで持ち上げる位置」と
問われているので、右手を装着する際にこの部位を触れることは不可能です。
正解
右手から装着する場合に左手の母指と示指でつかむ位置は、右手の内側になります。
滅菌手袋を装着する手順として、
1、包装を開ける(滅菌手袋が汚染されないように気をつける)
2、右手用の手袋を持ち右手に装着
3、左手用の手袋を左手に装着
また、患者さんに触れる手袋の外側は常に清潔状態を保つことが大切です。
一緒におさえておきましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
看護技術の、無菌操作の理解がポイントになります。
無菌とは物体の表面に、微生物が全く存在しない状態をいいます。
体の中に病原体が入らないよう必須となる操作となります。
手術・外科的処置・カテーテル挿入など、
感染ハイリスクの医療行為が必要とされる場面において
適切な手技が行う必要があります。
×:
折り返し内側は清潔部分となります。
×:
折り返し内側は清潔部分となります。
×:
折り返し外側は手を触れても良い部分ですが、
左手から装着する場合はこの部位を右手でつまんで装着します。
〇:
折り返し外側は手を触れても良い部分である為、
この部位を左手でつまんで装着します。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
滅菌手袋を装着する際は、無菌状態を維持することが最優先です。
特に、滅菌手袋の外側には直接触れないようにし、
手袋の内側やカフ部分(袖口)を利用して装着を進める必要があります。
この問題では、右手に滅菌手袋を装着する際に左手でつかむ適切な位置を確認します。
①は手袋の内側ではなく、外側部分に位置しています。
この部分をつかむと手袋の外側を汚染するリスクがあるため、不適切です。
②も手袋の外側部分に位置しています。
この部分をつかむことも外側を汚染する可能性があるため、不適切です。
③は左手用の手袋のカフ(袖口)の内側部分です。
この部分をつかむと、左手の手袋を清潔に持ち上げることができますが、
問題にある、右手から装着するという指示に従えません。
まず右手用の手袋を装着する必要があるため、左手の手袋をつかう③の位置は装着手順として適切ではありません。
この選択肢は不正解です。
④は手袋のカフ(袖口)の外側部分です。
滅菌手袋を右手に装着する際、左手の指でこの部分を持ち上げることが推奨される手順です。
外側の袖口部分を持つことで、内側部分を汚染せずに安全に装着できます。
このため、この選択肢が正解です。
滅菌手袋を右手に装着する際には、左手で④のカフの外側をつかむのが正しい方法です。
この操作により、無菌状態を維持しながら手袋を安全かつ効率的に装着することが可能です。
他の選択肢は無菌状態を保ったまま右手から装着するには適切ではありません。
滅菌手袋の正しい装着方法をしっかり理解しておくことが大切です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問34)へ
第113回 問題一覧
次の問題(問36)へ