看護師の過去問
第113回
午前 問70
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問題
看護師国家試験 第113回 午前 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
Aさん(90歳、男性)は要介護3となり、長男(60歳)と同居することになった。長男は「親を介護することがこんなに大変だとは思わなかった。親が衰えてつらいと感じるのは自分だけだろうか」と訪問看護師に話した。
訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。
訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- 高齢者の介護方法について説明する。
- 訪問看護の時間中に長男に外出を促す。
- Aさんの短期入所サービスの利用を勧める。
- 親の介護をしている介護者の了解を得て長男に紹介する。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「Aさんの短期入所サービスの利用を勧める」です。
長男の「介護の大変さ」や「精神的な負担」を考慮すると、短期入所サービス(ショートステイ)を利用することは、介護負担の軽減に役立ちます。
このサービスを利用することで、介護者が一時的に休息を取り、自分の時間を持つことが可能となり、精神的・肉体的な疲労を和らげることができます。
介護方法について説明することは役に立つこともありますが、長男が訴えているのは精神的な負担です。
単に方法を教えるだけでは解決に繋がりにくいです。
長男に外出を促すことは一時的に気分転換になる可能性はありますが、持続的な介護負担の軽減には不十分です。
介護者の負担を根本的に減らすためには、定期的な休息が必要です。
短期入所サービスの利用を勧めることは、介護者が一時的に介護から解放され、休息を取ることができるため、負担の軽減に非常に有効です。
長男の精神的な疲れを緩和し、長期的に介護を続ける力を保つためにも適切です。
他の介護者の経験を共有することも有用ですが、すぐに長男の負担を軽減する方法ではありません。
今の状況では、具体的な負担軽減策が必要です。
訪問看護師として、長男の介護負担を軽減するために短期入所サービス(ショートステイ)を勧めることが最も適切です。
これにより、長男は介護から一時的に解放され、必要な休息を得ることができ、心身のリフレッシュが可能になります。
他の選択肢は負担の軽減に直結しないため、長男のニーズに合致しません。
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