看護師 過去問
第113回
問128 (午後 問8)
問題文
老化に伴う視覚の変化で正しいのはどれか。
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問題
看護師国家試験 第113回 問128(午後 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
老化に伴う視覚の変化で正しいのはどれか。
- 視野が狭くなる。
- 近くが見やすくなる。
- 色の識別がしやすくなる。
- 明暗順応の時間が短縮する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、1.視野が狭くなる
加齢による身体機能の変化は
視覚は水晶体の弾力が低下し、毛様体筋が萎縮します。それにより老視が生じます。
さらに、暗順応・色覚が低下し、視野が狭窄します。
水晶体の弾力が低下し、毛様体筋が萎縮し老視が生じる。
それにより、視野が狭窄し狭くなります。
水晶体の弾力が低下し、毛様体筋が萎縮し老視が生じる。
近くのものに焦点が合わなくなり、見えにくくなります。
水晶体の弾力が低下し、毛様体筋が萎縮し老視が生じる。
それにより、色覚が低下し、色の判別が難しくなります。
水晶体の弾力が低下し、毛様体筋が萎縮し老視が生じる。
それにより、明暗順応が低下し、時間が延長します。
加齢には発展期、成熟期、衰退期の3段階があり
老化には生理的な老化と病的な老化があります。
生理的老化とは加齢に伴う生理的な機能低下で、骨量の低下や記憶力の低下が挙げられます。
病的老化とは生理的老化の過程が加速されて、病的状態を引き起こします。骨粗鬆症やアルツハイマー型認知症が挙げられます。
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02
人の身体は、加齢に伴い、視覚の他にもさまざまな機能が変化していきます。
老化による身体機能の変化としてどのようなことが起こるのか、整理しておきましょう。
老化によって網膜や視神経の機能が低下することで、視野が狭くなることがあり、白内障や緑内障などの疾患も、視野の狭窄に影響するといわれています。
よって、この選択肢は適切です。
水晶体の弾力性の低下、水晶体を支える毛様体筋の衰えによって、水晶体の調節力が低下します。
そのため、近くの物がぼやけて見えるようになります。
老化によって、色の識別は困難になります。
これは、水晶体の黄変が大きな原因とされており、青色・黄色・グレーが見えづらく、明暗差やコントラストが少ない色の識別が難しいといわれています。
瞳孔の調節機能が低下することにより、明暗順応に時間がかかるようになります。
加齢による身体機能の変化を正しく理解することで、対象者の年齢や状態に応じた適切なケアの提供につながります。
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03
正解は「視野が狭くなる」です。
老化に伴い、視覚機能の変化として視野が狭くなることが一般的です。
これは、加齢によって網膜や視神経が徐々に機能低下するためです。
また、白内障や緑内障などの加齢性疾患も視野の狭窄に影響を与えます。
加齢に伴う視覚の変化として、視野が狭くなることがあります。
特に緑内障などの加齢性疾患が進行すると、視野が徐々に狭くなり、周囲が見えにくくなります。
このような視覚の変化は、日常生活においても転倒リスクの増加などにつながることがあります。
老化に伴う視覚変化では、通常「近くが見えにくくなる(老眼)」が起こります。
加齢によって水晶体の弾力性が低下し、ピントを合わせる能力が減少するため、近くのものを見るのが困難になることが多いです。
老化に伴い、色の識別はむしろ困難になる傾向があります。
特に青や緑などの識別が難しくなることがあります。
水晶体の黄変や光の屈折率の変化によって、色の識別が低下するためです。
老化により、明暗順応の時間は長くなります。
明るい場所から暗い場所に移動した際、目が暗さに順応するのに時間がかかるようになるのが一般的です。
これは、網膜の感度低下などが原因です。
老化に伴い、視野が狭くなる、近くが見えにくくなる(老眼)、色の識別が困難になる、そして明暗順応に時間がかかるようになるといった視覚機能の変化が見られます。
これらの変化に対する理解を深め、適切なケアや環境調整を行うことが高齢者の生活の質を向上させるために重要です。
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