看護師の過去問
第113回
午後 問12

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問題

看護師国家試験 第113回 午後 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

膵管と合流して大十二指腸乳頭(Vater<ファーター>乳頭)に開口するのはどれか。
  • 肝管
  • 総肝管
  • 総胆管
  • 胆囊管

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この過去問の解説 (2件)

01

総胆管が膵管と合流して大十二指腸乳頭(Vater<ファーター>乳頭)に開口することによって、胆汁と膵液が十二指腸へ排出されます。

この機能は、消化を促進する役割を果たしています。

選択肢1. 肝管

肝管とは、肝臓から胆汁を運ぶ管のことをいい、右肝管、左肝管、総肝管があります。

肝管が大十二指腸乳頭に開口することはないため、適切ではありません。

選択肢2. 総肝管

総肝管は、胆囊管と合流して総胆管となります。

総肝管が大十二指腸乳頭に開口することはないため、適切ではありません。

選択肢3. 総胆管

総胆管は、主膵管と合流して大十二指腸乳頭(Vater<ファーター>乳頭)に開口します。

よって、この選択肢は適切です。

 

 

選択肢4. 胆囊管

胆嚢管とは、胆嚢から胆汁を運ぶ管のことをいい、総肝管と合流して総胆管となります。

大十二指腸乳頭に開口することはないため、適切ではありません。

まとめ

膵管には、主膵管副膵管があります。

 

主膵管は、問題にもあったように、総胆管と合流して十二指腸の大十二指腸乳頭(Vater<ファーター>乳頭)に開口します。

また、副膵管は小十二指腸乳頭に開口するため、正しく理解しておきましょう。

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02

正解は「総胆管」です。

総胆管は膵管と合流して大十二指腸乳頭(Vater乳頭)に開口し、胆汁と膵液が十二指腸へ排出されます。

これにより、消化が促進されます。

 

選択肢1. 肝管

肝管は肝臓から胆汁を運ぶ管であり、総胆管に合流する前の段階にありますが、大十二指腸乳頭に直接開口するわけではありません。

 

選択肢2. 総肝管

総肝管は右肝管と左肝管が合流して形成され、胆嚢管と合流して総胆管になります。

しかし、総肝管自体は膵管と合流せず、大十二指腸乳頭に開口することもありません。

 

選択肢3. 総胆管

総胆管は膵管と合流して大十二指腸乳頭に開口します。

胆汁はここから十二指腸に排出され、脂肪の消化に重要な役割を果たします。

 

選択肢4. 胆囊管

胆嚢管は胆嚢から総胆管に胆汁を送る管ですが、直接大十二指腸乳頭に開口することはありません。

 

まとめ

総胆管は膵管と合流して大十二指腸乳頭に開口し、胆汁と膵液を十二指腸に排出します。

この機能は消化において重要な役割を果たしており、脂肪の消化や膵液による消化酵素の働きを助けます。

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